2014.04.28 [ 朝日村 ]
もうじき「おひさま」の恵みが農家へ(朝日村太陽光発電)
県のモデル事業として朝日村で実施中の太陽光発電施設が完成間近になって
もうじき「おひさま」の新たな恵みが農家の皆さんに届くようになります。
朝日村には畑へ水を配るために多くの土地改良施設があって、ポンプを使って
水を高いところの畑にまで送っています。
但し、ポンプを回して水を送るためにたくさんの「電気代」がかかること、
また老朽化による維持費も農家の人の負担になっています。
水をポンプで一度高い所へ上げてからでないとスプリンクラーは回りません。
そこで、水を送るポンプ場にある大きな水槽に屋根をかけて、その上に太陽光
パネルを載せて発電し、その売電収入を揚水ポンプの電気代と施設の維持管
理費に充てることで農家の人の負担軽減にしようというモデル事業を県で
行っています。
屋根をかける水槽は縦・約50m×横・約20mの大きなものです。
そこへ一枚当たり出力240Wの太陽光パネルを640枚載せて、年間約18
万Kwhの電気を発電する予定です。これは一般家庭(30A契約)なら大体
50軒分の電気をいっぺんにまかなえる大きなものです。
発電した電気は電力会社に買ってもらって、たくさんかかっているポンプの電
気代の一部にする計画で、農家の皆さんは首を長くして「おひさま」の新たな
恵みを待っていますが、ようやく6月中には発電が開始できるようになりました。
おなじみの太陽光パネルです。これ一枚では電子レンジも動かせませんが、
たくさん集めると大きな電力になります。
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