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Vol.27特集■「HAKUBA」で楽しむ異国情緒

「あれ?ここって日本だよね?」
↓冬のヨーロッパのワンショットのように見えますが…

実はコレ、ちゃんとニッポン。
それも、冬の白馬の写真なんです。

今や白馬は、世界から注目されるスノーリゾート。
冬になると、オーストラリアからの旅行客を中心に、多くの外国人がやってきます。

「私が知ってる白馬は、こんな風じゃない」って思われる方、ご安心を。冬の白馬の景色が変わったのは、ここ数年のハナシ。でも、なぜ、こんな急激な変化が起こったのでしょうか?


■バカンスは白馬で。
「芸能人はハワイが好き!」じゃありませんが、日本人にとって「ハワイで正月」って憧れですよね。それと同じような現象が、今、南半球で起こっているんです。

オーストラリアのバカンスは、2月〜3月(南半球は真夏)。暑い季節に、あえて海外で冬のリゾートを楽しむのが人気なんだとか。

もともと人気スポットはヨーロッパ。
でも2004年ごろから、「近いし、安いし、雪質もいい」という口コミが広がり、日本に行き先を変える客が急増しました。

一番人気は、北海道のニセコ。そして、最近人気急上昇なのが、白馬なんです。

もともと白馬は、1998年長野冬季五輪で知名度はバツグン。
あるとき、ちょっと白馬に遊びに来た彼らから、新しい口コミが広がりました。
「日本に行くならHAKUBAだ!」

ある外国人の方は、こんなことを言っていました。
「純粋にスキーだけを楽しむなら、ニセコの方がいいかも。でも、白馬にはこんなグレイトなマウンテンがすぐそばにあるんだ。グリーンシーズンだって、登山、ラフティング、パラグライダー、楽しみもいっぱいあるしね。」

彼らを魅了したのは、自然だけではありません。
白馬はゲレンデのすぐそばに、「塩の道」として育まれた歴史や文化があります。
「せっかく海外に来たんだから、『文化』も楽しみたい!」
風情を満喫し、人々と交流できる白馬は、とっても魅力的だったんです。

さらに白馬は便利!
東京からのアクセスもGood。
長野や松本の他、京都や金沢などへの観光拠点としての「地の利」がありました。

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