2010.05.20 [コラム]
Vol88■新緑の森へ行こう~心と身体を癒す旅~
五月も半ばを過ぎ、信州はうららかな陽の光が本当に気持ちいい季節。
高原はまさに芽吹きの時期で、心から緑が美しいなぁと感じます。
自然豊かな信州には、森の力が心と身体を癒してくれる「森林セラピー基地」が7箇所もあるんですよ。
今回は、そのひとつ「信州・信濃町 癒しの森」をご紹介しましょう。
信濃町のシンボル黒姫山
長野県の北部に位置する信濃町は、俳人「小林一茶」生誕の地として、また、野尻湖周辺はレジャースポットや避暑地としても有名。今、町では、町の面積の7割以上を占める森林を生かした「癒しのまちづくり」を進めていて、その中心になっているのが「癒しの森プログラム」です。
基本3泊4日のこのプログラム、いったいどんな様子なのでしょう?
黒姫童話館の横の森にある御鹿池。
ウッドチップ舗装されているので、車椅子の方でも訪れることが可能
森の中を案内してくれるのは、信濃町の森とその効能を知り尽くした専門家「森林メディカルトレーナー」。トレーナーとの会話を楽しみながら森の中を散策すれば、自分でも気付かないうちにリラックス、森に優しく包まれ日頃のストレスから解放されること間違いなし♪
森林メディカルトレーナーは森の案内だけでなく、医師と連携して「森林療法」や「免疫療法」も指導してくれます。
天然水を足につけて裸足で草や岩の上を歩く「水療法」、森の中で運動する「調和療法」、爪の根元にあるツボを刺激する「爪もみ療法」など、いろいろ試してみましょうね。
腹式呼吸の一種、丹田式(たんでんしき)深呼吸で、新鮮な空気を取り込もう
たっぷり森の癒しを実感できたなら、森の中で自分の好きな場所を選び、自分だけの時を過ごしてみてはいかが。
自然の中でひとりになるなんて、日常生活では体験できない貴重な体験。いつもと違う空間と時間が、きっと心に何か変化をもたらしてくれますよ。
健康に配慮した、おいしい料理が味わえる
宿泊や食事もこのプログラムの重要な要素。町内には約30軒の「癒しの宿」が用意されています。
地元産の採れたての食材や有機・減農薬の野菜を使った食事は、身体の中から癒されるような美味しさです。
森に生命力が溢れるこの季節は、きっと癒しの効果もかなりのもの。
眩しい新緑の中で心も身体も生まれ変わる、そんな感覚を求めて、癒しのまち信濃町を訪れてみませんか。
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