2010.12.16 [コラム]
Vol116■クリスマスや年末年始に、信州の特産品はいかが?
今年の9月29日、信州の品々が一堂に揃うネットショップの紹介サイト「カウナガノ」がオープンしたのをご存じですか?
長野県が運営するこのサイトは、自治体が幅広い業種のネットショップを紹介するという珍しいサイトで、広く注目を集めているんですよ。
今回は、このサイトの設立に携わった県職員の芹沢さんに、このサイトの特徴や開設に当たっての裏話をうかがってみました。
─編集部
「カウナガノ」を作った目的は?
─芹沢さん
長野県にはいいものがたくさんあって、それを販売しているネットショップも多くありますから、長野県のお店を探しやすくしよう、長野県の品を買いやすくしようという目的で、この「カウナガノ」を開設しました。
現在「カウナガノ」には、約600店舗のネットショップが登録されている
─編集部
このサイトの特徴はどんなところですか?
─芹沢さん
商品分類ですね。普通のネットモールだと、「信州そば」も「おやき」も、全部「食品」に入ってしまうんです。でもそれじゃあ長野県らしさがない。
そこで、長野県らしい商品は、あえて独自のカテゴリーを作って目立たせることにしたんです。実は「ソースカツ丼」や「おたぐり」は、ショップが1つしかないんですが、立派に専用カテゴリーになっていますよ。(笑)
─編集部
「カウナガノ」は、まだスタートしたばかりですが、これからどんなサイトにしていく計画なんですか?
─芹沢さん
現在はショップの紹介が中心ですが、これからは季節イベントに併せて商品の紹介をしていければと思っています。また、参加店舗を増やしてもっと多くの人が利用しやすいよう改善し、どんどん進化させていきたいと思っています。
実店舗の地図を入れたのもこだわりの一つ。
「カウナガノ」に登録されているネットショップのほとんどが
実店舗も営業しているので、現地の店に行く時に活用できる。
─編集部
そういえば日本有数の総合オンラインストアである「Amazon.co.jp」でも、12月31日まで「信州を食べよう!~長野県フェア~」が開催されていますね。
─芹沢さん
長野県がアマゾンと連携して行っているフェアなんですよ。特産品などを取り扱う企業や店舗など165社が参加しているんです。商品は、りんご、信州そば、おやきなどの食品がメインで、信州ならではの商品が約1500点販売されています。
中には、漆塗りのスピーカー(126万円)や蒔絵時計男性用(59万8千円)なんていう高額商品もあるんですよ。さすがに“ネットで簡単購入”というわけにはいかないかもしれませんが、これをきっかけに関心を持ってもらえれば嬉しいですね。
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