楽園信州

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<VOL.208>I♥信州(あいラブしんしゅう)

第二の居住地である牟礼地域では、地元のお祭りや消防団の仕事など積極的に地域の中に飛び込み、徐々に溶け込んでいきました。
それから3年後、自分で家を建てて、しっかりと居を構えたいという気持ちから、社長にどこかにいい土地がないかと相談し、ついに会社の目と鼻の先にあった現在の土地に自宅を建築!

「会社や現場、それまで住んでいた自宅との往復で『あそこに土地があるなぁ』とぼんやり思っていたくらいの場所だったんですが、まさか自分の家を建てるなんて想像もしていなかったです(笑)」

建築当時は上下水道・インフラが整備されていないところだったため、田舎ならではのコストアップはあったものの、都会で一戸建てを建てるより低価格で建てることができました。
また、スノーボードに訪れた際に立ち寄った小布施の古民家の雰囲気にあこがれ、外壁や内装の柱の塗り替えなど自分達で出来るところは、すべて二人で力を合わせて作り上げたという自慢のマイホーム。


西村さん自慢のマイホーム。(写真左) 夫婦で協力して内装の柱を塗り替えました。
リビングからの吹き抜けも気持ち良いです。(写真右:西村さん撮影)

窓を開ければ隣近所が見えるというような、都会的な近さのあるところではなく、また人里離れたところでもない、人のぬくもりが感じられる集落の中で暮らしたかったというお二人の想いにピッタリの場所で、さらに、霧がパッと晴れたあとに見える志賀高原や四季折々の風景など、お金では決して買えないものまで手に入れることができました。


写真左:飯綱山・飯綱リゾートスキー場。西村さんのご自宅から数十分の距離にスキー場があります。
写真右:西村さんのご自宅からは、冬になると志賀高原周辺のスキー場のライトアップが見ることができます。

「周りの田んぼは春になれば稲が植えられ、秋には黄金に輝きます。
田んぼを休んでいる間の土地には、代わりに蕎麦が植えられるので、一面が真っ白になったり・・・
そういうのを休日とかにふと見ると、いいなぁ~としみじみ感じます。
インターネットを通じて東京の友達に、今こんな景色が見れるんだよと紹介すると、いいね~とコメントがあったりします。都会では味わえない景色ですね。」

社長との不思議な縁、偶然が重なって暮らしはじめた第二のふるさと、飯綱町。
西村さんご夫妻には、飯綱町で生まれ育ったかのような雰囲気がありました。
忙しなく過ごしていた日々から抜け出し、地域に溶け込んだ暮らしを続けることで飯綱町のもつあたたかな土地柄に良い意味で染まったのかなと感じました。

次回、後編では飯綱町での子育てや西村さんご夫妻がこれからチャレンジしたいこと、移住を考えている方へのメッセージをご紹介します。お楽しみに♪

【西村さんご夫妻が移住された上水内郡飯綱町】


飯綱町役場

長野県の北部に位置する町で、2005年に牟礼村と三水村が合併して現在の飯綱町となりました。
飯綱山のふもとに広がる穏やかな丘陵地であり、稲作やりんご・桃などの果樹栽培が盛んです。

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