木曽地方事務所環境課のSけんです。

少し遅れましたが、７月２９日に木曽町開田高原及び三岳で特定外来植物駆除講習会を行いましたので、その報告をさせていただきたいと思います。

特定外来植物とは、特定外来生物の中でも植物のことです。特定外来生物とは、もともとその地域にいなかったのに、人間活動によって、他の地域からもちこまれた生物（外来生物）のうち、地域の自然環境に大きな影響を与えたり、農作物に被害を与えたりするもので、法律により『特定外来生物』として指定されています。

【オオハンゴンソウ】

今回は木曽町在住の植物研究員楯誠治さんに講師をお願いし、特定外来植物の中でもオオキンケイギクの観察及びオオハンゴンソウの駆除活動を行いました。

オオキンケイギクとオオハンゴンソウははともに黄色の外来植物で、河原によく見かける種です。駆除する際はクワなどの道具を使い、根こそぎとるのがコツです。

駆除活動自体は一時間程度でしたが、作業する人数も多く２ｔトラックと軽トラックがいっぱいになり、群生していた土手もきれいになりました。

【駆除活動の様子】