2026.08.25 [ 農業農村支援センター ]
新規就農者が集結!交流会で広がる農業の輪
こんにちは。
上伊那農業農村支援センターのたけちゃんです。
上伊那地区の新規就農者を応援するため、令和8年7月7日に伊那合同庁舎講堂で
「上伊那地区新規就農者交流会」を開催しました。
この交流会は、昨年までは「激励会」として新規就農者の皆さんを対象に開催し、支援制度の紹介や就農に向けた意気込みをお聞きする会としていました。本年は、新規就農者の悩みをより聞き取るために内容をリニューアルし、新規就農者同士や先輩農業者との情報交換の機会を設けるなど、交流をさらに深める場として実施しました。

講演会では、八ヶ岳農業大学校の丸山校長先生を講師としてお招きし、「IT活用による新たな農業へのアプローチ ~八ヶ岳農業大学校の取組み~」をテーマに講演していただきました。
講演では、予算削減により学校運営が厳しさを増す中、八ヶ岳農業大学校に民間企業出身の丸山氏が校長として就任し、学校改革に取り組まれた以下の経緯が紹介されました。
広大な花畑を整備し、多くの来場者を迎え入れる取組を進めているとのことでした。
全国の来場者の多いフラワーパークのデータをAIに学習させ、多くの来場者が見込まれるゴールデンウィークや夏休みに花の見頃を合わせられるよう、栽培管理方法の検討に活用しているとのことでした。

さらに、栽培品目のブロッコリーやスイートコーンについても、過去の研究論文をAIに学習させて成熟期を予測し、マーケティングに活用することで販売価格の向上を図っているとのことでした。その手法を卒業生などにも広く公開され、経営力向上に役立てられているそうです。
こうした先進的な取組や実践事例の紹介に、参加者は熱心に耳を傾けていました。
今回の大きな特徴は、新規就農者に加え、就農5年目までの先輩農業者にも参加していただいたことです。意見交換会では、新規就農者から現在抱えている課題や将来への不安について率直な声が聞かれ、それに対して先輩農業者から、自身の経験を踏まえたアドバイスや参考となる事例を紹介していただきました。

参加者同士が活発に意見を交わし、予定していた1時間では足りないほど盛り上がりました。
意見交換会終了後は、関係機関から各種支援制度などについての情報提供が行われ、昼の部は終了しました。その後の懇親会では参加者同士の交流がさらに深まり、新たなつながりが生まれる貴重な機会となりました。
今回の交流会で生まれたつながりが、今後の農業経営の支えとなり、新規就農者の皆さんがそれぞれの夢や目標に向かって力強く歩んでいかれることを願っています。
上伊那地域の農業を担う皆さんの今後の活躍がますます楽しみです。
【問合せ】上伊那農業農村支援センター 技術経営普及課 ℡ 0265-76-6842
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