移動知事室の2日目に、飯島町で移住者の方々と座談会を行いました。

この日参加した10名の移住者の皆さんは、いずれも飯島町で精力的に地域活動に取り組んでいる方々ばかりです。

場所は移住者である石川夫妻が営む「一棟貸し古民家宿nagare」。

これから迎える人口減少化社会に向けて、移住者にとっての魅力をどのように高めていくかをテーマとして、「移住したきっかけ」「信州での暮らし方や魅力」「これからのライフスタイル」などについて、阿部知事を交えて語り合いました。

【懇談の様子】改装した古民家を吹き抜ける心地よい風に、話が弾みました。

飯島町ではトレーラーハウスによる体験移住などの特色ある取組みが移住希望者に人気となっています。

しかし、特色ある移住政策を掲げる自治体でも、多くの自治体の情報に埋もれてしまうことが多く、さらに現在、移住希望者とそれぞれの自治体を結びつける窓口は県のホームページとなることが多いため、県と自治体をつなぐ交通整理役が必要だといった意見が出されました。

また、地方の魅力について、移住者にとっては、起業したり地域活動に取り組む元気なプレイヤーがいることも魅力となるので、そのための支援体制づくりを進めて欲しいといった意見などが出されました。

阿部知事からは「私も移住者。これからは人が人を呼ぶ時代なので、皆さんも興味のある方を長野県に引っ張ってきてください」との呼びかけがありました。

【オーナー夫妻からのメッセージ】センスの良さと人柄が忍ばれるお心遣いをありがとうございました。