い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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上伊那はゼロカーボンの先進地域!?

ちなみに、ターゴインパルス水車は、他の水車と比べると耐久性が高く、この発電所では、年間、一般家庭740世帯分の電力を賄っているそうです。

目に見えるような形でダムの恩恵を感じることは少ないかもしれませんが、目立たないところでも水の管理や発電など地域の暮らしに欠かせない小渋ダムの働きを見学することができました。

 

 

 

 

環境・廃棄物対策課のY崎です。27日(日)に高遠ダム・高遠さくら発電所へ行ってきました。じりじりと照りつける日差しのもと、県内外からの102名の参加者が 普段入ることのできない施設を見学しました。 高遠ダムの詳細については、こちらをご覧ください⇒ https://naganoken-kigyokyoku.jp/dam/

まず、ビデオ等で概要の説明を受けて、制御室で管理の様子を伺ったあといよいよダムへ向かいました。(写真:ダム湖を望む) 高遠ダムは美和ダム(国土交通省)の下流2㎞に位置し、昭和33年(1958年)に完成しました。美和ダム直下にある美和発電所で発電した水を一時的に貯めて調整し、農業用水と発電に利用しています。三峰川沿岸のかんがい排水として約1,800haの農地を潤し、春近発電所では一般家庭約30,000世帯で使用される電気を作っているとのこと。春近発電所までの10.6㎞、落差150mを得て暗渠(トンネル)導水しているとは驚きました。

 

 

 

 

 

現在、3つの洪水吐ゲート(こうずいばきゲート:洪水時に水位を調整し、安全に水を放流するための水門。写真:放流中の洪水吐ゲート)を順次更新中で、60年前のゲートと最新のゲートを見比べることができるのは今だけです。3か年にわたるこの大工事は、農業等で水を使用しなくなる10月1日開始、さくらまつりが始まる3月末までの6か月間で行わなければならないとのこと。発電を維持しながらの事業のご労苦を感じます。

 

 

 

 

次に、ゆっくりと高遠さくら発電所まで下りて行きました。(写真:ゲートから高遠さくら発電所を見下ろしたところ)  高遠ダム維持の放流水をただ流すのではもったいない、ということで平成29年4月に運転開始しました。一般家庭約350世帯分の電気を発電しているそうです。 無駄がないですね😲  高遠さくら発電所の詳細についてはこちらをご覧ください⇒  https://naganoken-kigyokyoku.jp/powerstation/takato_sakura                                                        

 

 

 

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