い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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第37回伊澤修二記念音楽祭に行ってきました!

こんにちは企画振興課のCです!
暑かった夏も過ぎ、四季は移ろい季節は秋となりました。秋といえば芸術の秋!
今回は芸術の秋を代表するようなイベント、第37回伊澤修二記念音楽祭についてご紹介します。

(チラシやポスター等に使われた絵は高遠高等学校の浅川あずみさんが描いています。)

皆さんは伊澤修二氏をご存じでしょうか?
伊澤修二氏は伊那市高遠の出身で東京藝術大学の前身である東京音楽学校の初代学長を務められた方です。
このご縁から伊那市と東京藝術大学では伊澤修二記念音楽祭を核として東京藝術大学の学生や教授による伊那市内小中学校への音楽指導などの事業を行っています。

伊澤修二記念音楽祭の第1部では伊澤修二氏の故郷である高遠にある高遠町文化体育館にて、指導を受けた地元の子どもたちが演奏を発表したほか、東京藝術大学サクソフォン・カルテットによる演奏が行われました。
子どもたちの演奏はどれも練習の成果が感じられる素晴らしいもので、日々の疲れが吹き飛ぶほど元気をもらいました
また、東京藝術大学サクソフォン・カルテットの演奏は感情豊かで抑揚がある素敵な演奏でした。
特にギブ・リミックスという曲はスタジオジブリのメドレーで、演奏を聴いていた子どもたちの中にはリズムに合わせて体を揺らし楽しんでいる様子が見られました!

第2部では、東京藝大シンフォニーオーケストラによる演奏が行われました。近年は新型コロナウイルスの影響で規模の縮小を余儀なくされていましたが、今年は規制が解除されコロナ以前の規模での開催となり、一部の曲では市内中学生合唱団や伊那ジュニアアンサンブルクラブ、伊澤修二記念音楽祭合唱団、市内高校生合唱団が演奏に参加する場面もありました。
演奏会の中盤では楽器紹介も行われ、コミカルなトークと楽器にあった曲の演奏で、クラシック曲を聴きなれない人も楽しめるプログラムとなっていました。
最後は、東京藝大シンフォニーオーケストラにより、チャイコフスキー作曲、交響曲第5番 ホ短調 作品64が演奏されました。この曲は4つの楽章からなっており、楽章ごとに会場の空気が様々に変わり、最後は見事な演奏に会場全体から大きな拍手が送られました。

来年も演奏会は継続する予定ですので、ご興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

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