2017.01.11 [ 歴史・祭・暮らし ]
〜庚申塔〜
こんにちは。
先日、通勤途中に「庚申」と刻まれた石塔が並んでいるのを見かけました。 (地図参照)
↓これは一体何でしょうか?
この石塔は『庚申塔』と言います。
中国から伝わった
庚申講という信仰に基づいたものです。
60日に1度やってくる庚申(かのえさる)の夜、
人が寝てしまうと
身体の中にいる三尸という虫が抜け出して天帝のところへ行き、
その人の罪を報告して寿命を縮めてしまうのだそうです。
怖いですね(‾□‾;)
それを防ぐため、
庚申の夜は眠らず
仲間で集まって談笑したり、般若心経を唱えたりしながら
夜を明けるのを待ちます。
そして、60年に1度めぐってくる庚申の年に
庚申塔を建てたのだそうです。
庚申塔は全国にあり、上伊那のあちこちで見かけられます。
↓こちらは戸倉山西峰山頂にある庚申塔。
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