2016.08.29 [ 歴史・祭・暮らし ]
魅力満載のローカル線!!飯田線~宮田村編「宮田駅」
探検隊のOTです。
宮田村にある宮田駅を紹介します。
宮田駅は、伊那電気鉄道の伊那町駅(現伊那市駅)から延伸した際に、一時期、終着駅として開業されました。
<宮田駅基本データ>(昭和31年に「みやた」から「みやだ」に呼称変更)
・無人駅
・ホーム 2面2線
・標高 648m
・開業 大正2年12月
・1日平均乗車人数 347人(平成25年)
大田切鉄橋を渡った電車は33.3‰の急坂を上り、段丘上の田園地帯に入ります。
(下写真:急坂を上りきったところにある駒ケ原3号踏切)
(下写真:今度は宮田駅に向かって下っていきます。)
大正3年の開業当時は、このあたりに駒ケ原停留所があったといわれていますが、4年ほどで廃止されました。
宮田駅の大田切駅寄りに貨物側線がありましたが、現在は撤去され貨物ホームの遺構が残っています。(左下写真:駒ケ根方面)
(下写真:伊那市方面の様子。構内踏切となっています。)
駅前は、タクシー乗り場や、雑貨店、駐在所などがあり、公衆トイレもきれいにされています。
駅前の公園は整備され、中央アルプスを源とする150年の時を経た湧水が出ています。ポリタンクをもって水汲みに人が集まってきます。
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