2016.06.27 [ 歴史・祭・暮らし ]
魅力満載のローカル線!飯田線~飯島町編「高遠原駅」
探検隊OTです。
今回は、飯島町にある高遠原駅について紹介します。
<高遠原駅基本データ>
・無人駅
・ホーム 1面1線
・標高 665m
・開業 大正7年12月
・1日平均乗車人数 31人(平成25年度)
駅には、待合所と旧式トイレがあります。
駅に降りると、中央アルプスを仰ぎ見ることができます。
駅に通じる道は細く、自動車で行くことができません。(広域農道から下っていきます。)
プラットホーム脇にある踏切は行き止まりです。
(下の写真)ホーム反対側に道路はありません。(駅から七久保駅方面の写真です)
飯田線(伊那電気鉄道)は、順次、飯田駅まで線路を延長していきました。
高遠原駅は、伊那田島駅・上片桐駅区間が一括開通するまで、約2年間、終点駅の時期がありました。
このため、馬車など道路交通と電車の乗継が行われたことから、駅前に、にわか造りの町ができ、宿や店などができたそうです。
そして線路の延伸とともに町は消滅していき、今では、面影も感じられません。
前回紹介した伊那田島駅から高遠原駅の間には、大沢信号所という飯田線唯一の電車交換場所がありました。
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