じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

アートの力で地域創生@長和町

企画振興課のブロガーYです。

先日、長和町役場本庁舎で打合せを済ませて帰ろうとしたところ、これまで見慣れないキャラクターの等身大パネルが玄関ホールなどにいくつも展示されていました。

長和町のイメージキャラクターは“なっちゃん”だけど、新しいイメージキャラクター?それとも長和町が舞台となったマンガやアニメのキャラクター?

ということで、後日改めてご担当者の長和町企画財政課の原はるかさんにお話をお聴きしたところ、「パネルは女子美術大学の学生さんが制作した作品です。」

さらに、

「長和町では平成28年度からアートによる町の活性化を目的に、女子美術大学アート・デザイン表現学科の学生さんと一緒に様々な事業に取り組んでいます。将来的には大学との包括連携協定の締結も目指しています。

今年度は歴史ある旧中山道など、町内に点在する「バス停」をテーマに地域が元気になるような企画を17名の学生さんから提案してもらい、その中からピックアップされた4つの企画を作品として展示しています。」とのこと。

目を引いた等身大パネルは、「長和町バス停アイドル化プロジェクト」という企画での作品。

企画の内容は「長和町はとても良いところなのに、知名度が低く、もっと魅力を知ってほしいとの気持ちが、知名度が低いアイドルを推すオタクの心理に似ていると思い、この気持ちを掻き立てるアイドルに擬人化させると知名度が上がるのではないか。」と考え、バス停のある地区をイメージしてキャラクターを制作されたそうです。

展示されているパネルは全部で5体あり、それぞれイケメンのキャラクターが描かれており、イメージの基となったバス停の写真とともに、親しみを持ってもらうために「和田ダイキ」「男女倉ムツキ」など地区名の入った名前も付けられていました。

展示については、実際のバス停に設置することも検討されたそうですが、盗難の恐れなど管理上の問題もあり、役場に設置することになったそうですが、将来的には更なる有効活用も検討していくとのこと。

 

その他の3作品(「獅子舞と巡るバス停謎解きラリー」「だったんそばが食べられるバス停」「民話を駈

け巡るスタンプラリー」)についても、学生さんの持つ多彩な創造力、発想力が活かされた作品となっており、中にはすぐにでも実現できそうな企画もあるとのことです。

また、今回展示されていない企画も学生さん自

身によるプレゼンがモニターで放映されています。

展示期間中(~令和4年1月末 ※延長される場合もある)は誰でも自由にご覧いただけます。また作品展示に関するアンケートに答えていただくと、令和元年度に女子美術大学の学生さんが企画した長和町に伝わる民話をテーマにしたクリアファイルのプレゼント(なくなり次第終了)もありますので、是非ご来場いただければと思います。

過去に取り組んだ女子美術大学との連携事業や作品についても「アートによる長和町活性化事業HP」で掲載されていますので、併せてご覧ください。

http://art-nagawa.jp/

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