2021.10.01 [ 東信労政事務所 ]
職場いきいきアドバンスカンパニー ~馬場音一商店さんの取組み~
東信労政事務所です。
長野県では、仕事と家庭が両立でき、職員がいきいきと働ける多様な働き方を実践している企業等を「職場いきいきアドバンスカンパニー」として認証し、それを広くPRすることによって働き方改革を推進しております。
この10月1日からは認証制度がバージョンアップされ、従来のワークライフバランスを重視した働き方をしている企業の認証だけでなく、多様な人材を活かしてイノベーションを達成している企業の認証や、若者等の育成に積極的に取り組んでいる企業の認証が加わることになりました。
東御市滋野の「株式会社 馬場音一商店」さんは、非正規社員から正規社員への転換や、短時間正社員制度の導入などにより、これまでも「職場いきいきアドバンスカンパニー」の認証を受けておりました。このたび、社員の資格取得を会社が全面的に協力する制度の新設などにより、10月からの新制度では「ネクストジェネレーションコース」として認証を受けました。
馬場音一商店さんは、漬物や佃煮などのお土産用総菜を扱う食品製造会社です。長野県を含む全国47都道府県のお土産用総菜を手掛けており、従業員約60名で、営業、企画から生産、出荷まで一貫して業務を行っています。大勢の従業員さんを抱えている中での働き方改革について、代表取締役社長の馬場章男さんにうかがいました。
『社員の仕事への意欲向上のため、正社員への転換など多様な働き方を導入した。
発信しているメッセージが社員にうまく伝わっていない時もあるが、社員のモチベーションが更に高まるように、資格取得に対しても支援することにした。
認知度も上がり、徐々に効果が出てきているのではないかと感じている。
新型コロナの影響で、毎年続けてきた社員旅行や飲み会は中止せざるを得ない状況ではあるが、全社員との1対1のコミュニケーション(面談)は今年も実践し大切にしている』とのことでした。
入社半年の社員の方からは、会社を選ぶ際はホームページも見るが、その中で語られている社長さんの考え方も大事。それを参考にしたとのお話がありました。
馬場音一商店は、昭和42年、高度経済成長期に産声をあげました。当時は、米販売をメインに、ワサビやエノキの食品加工も行っておりました。
現在は、秘伝の信州味噌を使った加工食品を中心に、土産用総菜を製造し、全国47都道府県に提供しています。
ご当地用の製品が多いのですが、長野県内においても、道の駅などで商品を入手することができます。
道の駅「雷電くるみの里」で入手した「ラー油鮭ン(らーゆじゃけん)」、ちょっと食欲がない時でも
ご飯にかけるとガシガシ食べられます。思わず「んまっ」となること請け合いです。
「塩レモン」もあわせてご賞味あれ。
長野の駅ビルで求めた「真田丸」。武士を思わせる濃厚な味が病みつきになるかも。
馬場音一商店さんの詳細については、
をご覧ください。
また、「職場いきいきアドバンスカンパニー」については、
https://nagano-advance.jp/advance/
をご覧ください。
なお、労働に関する相談については
https://www.pref.nagano.lg.jp/toshinrosei/index.html
をご覧ください。
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