林務課の林業普及指導員初心者マーク🔰です。
今回は、上田市生田で活動する飯沼自治会里山環境プロジェクトチームが依田保育園に手づくり積木を寄贈した取組の紹介です。
飯沼自治会里山環境プロジェクトチームは、荒れている地元の山を良くしようと、森林の手入れを行っています。
その活動では、石尊山（せきそんさん）と呼ばれる集落に隣接した松枯れが進む森林を里山公園として活用するため、森林税を使って整備を進めています。
里山公園は、住民の憩いの場の創出、在来植生の復元や野鳥・昆虫の生息環境の整備を目的に、伐採、遊歩道の整備や森林再生に向けて、アカマツやサクラの植樹が進められています。
伐採されたナラ・クヌギは、薪・きのこ原木として自治会住民の希望者に提供されてきましたが、今年度は松枯れ材の有効活用として、積木づくりにも挑戦。
積木は、メンバーの大工さんが製材機でカットして形を整えた後、大勢のメンバーで面取りを行い、安全な塗料を塗って仕上げました。
晴れて完成した積木は、贈呈式で依田保育園の園児の皆さんに手渡されました。
里山公園は依田保育園から約300mとほど近く、園児の皆さんが、里山公園へのお散歩や、積木遊びなど、木と地域の温もりに触れ、すくすく育つのが楽しみです！
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