2013.11.15 [ 林務課 ]
狩猟解禁!
いよいよ本日11月15日から、本年度の狩猟が解禁になります。
県内では、散弾銃などの銃器を使用した狩猟や網、「わな」による狩猟が来年の2月15日までの期間で行われます。このうち、ニホンジカとイノシシを対象とした「わな」による狩猟は来年の3月15日までです。
700種類を超える野生鳥獣のうち、狩猟の対象となるのが鳥類28種(うち、キジとヤマドリはメスの捕獲が禁止)、獣類20種類となっていて、比較的生息数の多い鳥獣が狩猟の対象となっています。
皆さんは狩猟と聞くと、殺生のイメージや残酷などと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、本来、人類は太古の時代から狩猟採取によって生活を支えてきたことはもちろんのこと、近代において、狩猟は、農林水産業などに被害を与える野生鳥獣の数をコントロールする、これらの産業の振興にとってなくてはならない重要な役割を担っています。
狩猟をされるハンターの皆さんのほとんどは、
「猟友会(りょうゆうかい)」に加入しており、春から秋にかけて、射撃場における射撃練習や、有害鳥獣駆除従事者講習会などを通じて、日頃から技術の研鑽等に努めています。
【写真①②:安全狩猟射撃訓練講習会(射撃・座学)】
11月15日からの狩猟期間中は、ハンターの皆さんがお近くの野山で狩猟をされますが、ほとんどのハンターのみなさんはオレンジ色の目立つ服装を着用しています。
【写真③:狩猟者の標準的な服装】
また、仕掛けた「わな」などの猟具には、狩猟者の住所氏名等が記載された標識が付けられています。
【写真④:「わな」などの猟具に付けられる標識】
狩猟期間中に野山へお出かけの際は、できるだけ目立ちやすい蛍光色の服装を着用されるとともに、この標識を見かけた場合は特にご注意いただき、安全狩猟にご協力をお願いします。
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