農政課のパタリロ・マミネール1世です。

長和町の特産品として注目されているダッタンそばの収穫祭が、10月14日、「緑の花そば館」で開かれました。（長和町産のダッタンそばの前回のブログはこちら。）
当日は、収穫祭を待ち望んでいた多くの人が訪れ、振舞われた山吹色の「そばがき」や「そばさし」などに舌包みを打っていました。


訪れた人は、「風味が良い」「かすかな苦味がする」「歯ごたえがある」など珍しいそばに満足した模様。
主催したのは、信濃霧山ダッタンそば生産者組合（児玉和人組合長）で、遊休荒廃地にダンタンそばを栽培し始めて8年目の今年は、作付面積がやや増え、収穫量は猛暑の中、ほぼ昨年並みが確保できたのこと。組合では栽培から収穫、製粉まで、全てを手がけています。
この日は、試作中のソバ入り食パンの試食も行われたほか、定番の焙煎ダッタンそば、ダッタンクッキー、ダッタンパウンドケーキ、ダッタンチーズタルト、雪わり小町、干ダッタンそば麺などの直売も行われ、ソバの実を入れた花そばソフトやそばシェイク、そばアイスは人気で、長蛇の列が出来ました

そばシェイクと黄色いそば湯

また、恒例のそば打ちデモンストレーションも行われ、多くの人で賑わいました。組合では、国から６次産業化法の認定を受け、来年のレストラン建設に向け、新商品を開発中とのことでした。
また、今月末からは町内の４店舗の蕎麦屋さん（和紙の里、利休庵、ウォールデン、黒耀）でも、新そばのダッタンそばが楽しめるとの事です。
なお、上小管内では、11月には順次、新そば祭が開催されます。（11月1日～15日：塩田の館そば処「北条庵」、3日～4日：真田の里および和紙の里、10日：和田宿および室賀温泉ささらの湯、10日～11日：青木村、17日～18日：武石すぐり観光センター）
新そばを食べ比べてみてはいかがでしょうか。