2017.02.23 [ 建築課 ]
応急危険度判定士の養成講習会を開催しました
建築課のK3です。久しぶりの投稿になります。
さて、平成29年2月16日(木)の午後、上田合庁の講堂で「平成28年度被災建築物応急危険度判定士養成講習会」を開催しました。
応急危険度判定士は、地震により被災した建築物について、余震等による倒壊の危険性や窓ガラスや看板等の落下や転倒に対する危険性を、出来るだけ速やかに判定し、震災後の人命に係わる二次的災害を防止することを目的に、民間の建築士の皆様のご協力を得ながら、平成7年から県において養成・認定・登録を進めてきたものです。
これまでに、平成16年の「新潟中越地震」や平成19年の「新潟中越沖地震」の際には新潟県の要請を受けて判定活動を実施したほか、県内では平成23年の「長野県北部地震」の際に初めて応急危険度判定を実施し、平成26年11月の「長野県神城断層地震」においては、延べ131名の判定士により600棟余の応急危険度判定を実施しました。
今回の上田会場では、上小地域の建築士の皆様を中心に37名の方が参加されました。今後、受講者の方からの申請を経て登録することになります。
地震発生時の対応もそうですが、耐震診断や耐震改修、家具の転倒防止なども含め、平素から地震への備えをしておくことが大切です。
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