2016.11.18 [ 建築課 ]
耐震講演会を実施しました
建築課のあすかです。
めっきり寒くなりましたね。
私の周りでも風邪をひいている方が増えました。
ところで、このブログでも以前にご紹介した耐震講演会「地震から守る! 私たちの住まい~木造住宅の耐震対策~」を、10月30日(日)に開催しました。
当日は多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
信州大学の大塚勉先生には、主に活断層と地震の被害についてお話していただきました。
大変難しい内容ではありましたが、写真やモデル図などを使いながら説明していただいたので、「私でもわかる!」という気持ちでお聴きすることができました。
上田市建築住宅課の宮原正志さんには、熊本地震の直後に被災建築物応急危険度判定に向かったときの体験を話していただきました。
直接見聞きした地震被害の状況は、来場者の方々にも伝わったのではないでしょうか。
建築士事務所協会の宮原仁史さんは、耐震診断の手順や調査内容について話してくださいました。
数多くの住宅を診断する中で、「壁が多く、屋根が軽く、形が整形」である建築物の方が地震に対してより安全な構造になっているのではないか、と思うようになったそうです。
最後に、耐震改修の事例について、林工務店の丸山弘明さんから工事現場の写真を見せていただきながら、お話を伺いました。
柱の間に筋交いを入れたり、梁と柱を金物で緊結したりと、耐震改修工事の内容がとてもよくわかる説明でした。
講師の皆さま、お忙しいところ、資料の準備と講演をしていただき、 本当にありがとうございました。
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