環境課のIGです。

3月2日（木）に東御市中央公民館、3月6日（月）には上田市中央公民館において、講師に長野栄養士会所属の高田寛子先生、宮坂文子先生をお招きして「エコ・クッキング教室」を開催しました。

さて、今回のエコ・クッキングのテーマは、「余分なゴミを体にためない　適量つくって適量食べよう！」でメニューは下記の4品です。

・皮つき野菜で増やす肉料理　蓮根シュウマイ

・発酵食品でうまみアップ　野菜たくさん納豆汁

・乾物を生かしたバランスサラダ　健康彩りサラダ

・りんごの皮を丸ごとつかう　なめらかヨーグルト和え

蓮根シュウマイは蒸し器に白菜を敷いています。クッキングシートを使わずに、ゴミをできるだけ出さない工夫です。

野菜たくさん納豆汁は、野菜を煮たのちに、最後に納豆を加えます。納豆を加えることで風味とボリューム感が増しました。

健康彩りサラダは、油揚げとしらす干しをカリカリに炒めて、千切りした野菜とあえ、最後にドレッシングをかけて完成です。

なめらかヨーグルト和えは、ヨーグルトに生クリームを混ぜたものに果物を加えて出来上がりです。簡単に作れてとてもおいしかったので、個人的にもお勧めの一品です。

今回作った4品とごはんは下の写真のとおりです。レシピを参考にされたい方は、こちら（ＰＤＦ）をご参照ください。

講師の高田先生のお話によると、食事の適量は、性別、年齢、身長や体重、さらにどのような生活を送っているかによって異なるそうです。つまり、若いときには、多めにご飯を食べることができても、年齢を重ねるにつれて食事の量を少なくしていく必要があります。今回の教室では事務局の私たちの量と参加者の方のご飯の量を変えて配膳していただきました。また、食品に含まれる添加物のお話もしていただきました。みなさん興味深く講義に耳を傾けていました。

エコ・クッキング教室終了後に参加者の方から感想をうかがったところ、「環境に対する意識が向上した」「とてもおいしかった」など、ありがたいお言葉をいただきました。中には大根の皮を捨てずに再利用されている方や、段ボールコンポストを利用されている方など環境に対して高い意識を持たれている方もおられ、私にとっても、いい勉強の場になりました。

今回、応募された方の大半が女性の方でしたが、双方の会場で男性の方も数名ご参加いただきました。次回この教室の案内をご覧になりましたら、ぜひ、男性の方も奮ってご応募ください。