こんにちは！商工観光課のSです
あっという間に年末、なんとも心がウキウキする季節ですね
１年頑張った自分へのご褒美に、スペシャルな旅を楽しみたい
ということで商工観光課ではこの度、しなの鉄道株式会社様と連携し、「発酵オーライ！信州ガストロ呑みー列車の旅」を初開催しました

ツアー概要
◆実施日：１２月２０日（土）
◆貸切車両：しなの鉄道ＳＲ１系１００番台　２両編成
◆運行区間：軽井沢駅発（１１：２０）～屋代駅（※折り返し）～上田駅着（１４：００）
◆参加者：３８名（募集開始と共に、即日完売御礼！）
◆旅のコンセプトは、「食べる！」「学ぶ！」「楽しむ！」

※旅の様子をご報告する前に、今回の旅のコンセプトについて、ちょっとご紹介します↓

①まずは、食べる！
今回の旅では、「千曲川ワインバレー（東地区）」の主要な産地でもあり、発酵食（味噌、チーズ、生ハムetc･･･）がたくさんつくられている上田地域の“食のポテンシャル”を参加者の皆様に余すことなく味わっていただくため、
車内や途中停車駅（田中駅・西上田駅）のホームにて、地域が誇る発酵食をこれでもか！とご用意しました。

まずは、お酒。
今回、上田地域の全ての酒造製造場の皆様に多大なるご協力をいただき、
全てのワイナリー様（２０場）、全ての酒蔵様（６場）、全てのブルワリー様（４場）から１種類ずつ、計３０種類のお酒をご用意しました
（参加者の皆様にはこの中から、発酵食ガイドによるオススメ銘柄１０種類と、ご自身でセレクトされた１０種類、計２０種類をお楽しみいただきました。）

そして、ノンアルコールドリンクや発酵食フードも充実。
発酵食たっぷりのスペシャル弁当や、発酵食のおつまみ、お腹も心も満たされるあま～いスイーツ、最後に甘酒やりんごジュースまで。

「食といえば、上田地域」という記憶を、参加者の皆様の思い出になにがなんでも刻み込みたい・・・！
そんな勢いの、ガチのラインナップです

②学ぶ！
今回の旅を通して、地域の食のおいしさを味わっていただきたいのはもちろんのこと、
それぞれの食がどんな素敵なストーリーや歴史を持って届けられるのか、上田地域のアツい作り手さんたちの想いをまるごと受け取っていただきたく、数々の仕掛けをご用意しました！
（仕掛けの内容は、このあとお伝えします）

③楽しむ！
なにはともあれ、この旅を思う存分楽しんでいただきたい！
ということで今回、商工観光課、しなの鉄道様、業務受託者様、生産者様・事業者様や市町村・観光協会等の皆様etc・・・
まさにオール上田で知恵を出し合い、チーム一丸となって創り上げたこのツアー。
果たして参加者の皆様にはご満足いただけたのか
気になる旅の様子をご紹介します

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旅のはじまりは、クリスマスムードが漂う軽井沢駅。

受付の準備をしていたら、早速参加者様がご到着。
「とっても楽しみに来ました！」「今日のツアーを励みに残業を乗り切りました！」と、口々に嬉しいお言葉をいただき、私たちスタッフもワクワク
上田地域を中心に県内のからのお客様が半分、首都圏を中心に県外からのお客様が半分といったところ。

ホームでは長野県観光ＰＲキャラクター　アルクマがお出迎え。
皆様のお越しを、心待ちにしていましたよ

さぁ、いよいよ出発！
当局長の発声と共に、業務受託者であるのらのらふぁーむ様のロゼスパークリングで乾杯
このあとも車内では、地域が誇る１０種類のワイン・日本酒・クラフトビールを少しずつ、贅沢に飲み比べていただきます。

さて、先ほど紹介した「学ぶ！」の仕掛けのひとつになりますが、
今回は発酵食ガイドとして、日本ソムリエ協会認定　シニアソムリエのわだえみ様にご同乗いただきました。
わだ様には旅の間、ワインはもちろんのこと、上田地域の発酵食がもつ歴史やストーリーを、風土や車窓と絡めてお話いただきました。
「車内アナウンスは初めて。嬉しいです！」と、地域の食の魅力が何倍も深くなるような心地よいガイドをしてくださいました

ちなみに、皆さんがお手元で読んでいらっしゃるのは、これまた「学ぶ！」の仕掛けのひとつ、
今回お酒や発酵食をご提供いただいた生産者様・事業者様たちの想いが詰まった「Producer’s Story」です。
作り手の皆様がどのようなご縁で上田地域に根付き、どれほどの情熱で上田地域の食の魅力を紡いでくださっているのか・・・
今回ど～してもお伝えしたくて、多くの皆様にご協力をいただき、完成しました！
各ページの二次元コードから各生産者様・事業者様のサイトに飛び、商品の購入先等をチェックすることもできますよ

それから、参加者様のお膝の上に乗っているのは、これまた今回のために特別に作られた、まさに発酵食のスペシャル弁当。
発酵のまちとして名高い、上田市の「上田城下町　北国街道・柳町」のお宿「KURABITO STAY KIREI」様の料理長に、特別にご用意いただきました。
「うらやましすぎる・・・私も食べたい・・・」というスタッフたちの声を、何度耳にしたことか。笑

さぁ、ここからは東御市　田中駅のホームにて、発酵食の生産者様・事業者の皆様や、
地域の市町村・観光協会・観光事業者様等からなる「上小地域観光戦略会議　食材活用分科会」による、夢のようなおふるまい！
田中駅では、ワイン１０種類・ビール３種類と、チーズ・生ハム・塩糀漬けから揚げ・甘酒入りガトーショコラをご用意。
既にほろ酔い気分の参加者様を、おもてなしの心と共に待ち構えています・・・！

おふるまいやトークをお互いに楽しみ、おもてなしする側からも、される側からも、ほんと～うに素敵な笑顔が溢れていました！
一部の生産者様からは物販品もご用意いただき、ご家族へのお土産を購入される参加者様が何人もいらっしゃいました。


３９分間という短い時間でしたが、食をテーマに笑顔とトークを交わし、初めて出会った大人同士なのになんだかすっかり仲良しに。（これこそ旅の醍醐味ですよね！）
名残惜しいですが、田中駅を出発。

次の停車駅である、上田市　西上田駅でも「上小地域観光戦略会議　食材活用分科会」がお待ちかね。
西上田駅では、ワイン３種類・日本酒４種類（熱燗もあり！）と、味噌おでん・味噌焼菓子・甘酒ドーナツ・りんごどら焼きをご用意。
参加者の皆様からは、「おいしい！」「最初からずっと楽しい！」「来年もやって！」「１０両に増やして！」と、なんとも嬉しいお声が飛び交っていました。


２１分間という短い時間でしたが、おふるまいのメンバーはやっぱり最後の最後まで、手を振ってお見送りをしてくれました。
（たぶんこの時の皆様の笑顔を、私はこの先一生忘れることがない気がします・・・！笑）

このあとは、
◆屋代駅にてアルクマ＆酒瓶（＋ビール缶）３０種類の記念撮影会

◆ノンアルコールドリンクタイム（上田市　原商店様の甘酒＆業務受託者　のらのらふぁーむ様のりんごジュース）
◆ご自身の体調と相談していただいた上での、お酒のおかわりタイム

◆お土産プレゼントタイム
・酒造製造場や発酵食の生産者・事業者様のロゴデザインの缶バッジ
・長野県の伝統的工芸品である、上田市の「上田紬」缶バッジ
・江戸時代から３００年の歴史をもつ、長和町の「立岩和紙」を使った乗車記念証（今回のために特別にご用意いただきました！）

などなど、存分にお楽しみいただき、列車は終着の上田駅へ。
なお、今回の旅では、「上田城下町　北国街道・柳町」の一部店舗で使えるクーポン券もお配りし、
１４時に解散後、お時間のある方は、柳町に足を運んでいただき、旅の余韻を楽しんでいただけるようご案内させていただきました。
（お天気にも恵まれ、散策を楽しんでくださった方も何人かいらっしゃったようです！）

終着の上田駅のホームでは、最後になんと「殺陣（たて）サークル」の方々がお出迎え。
戦国武将　真田幸村のお膝元ならではの演出（？）で、参加者の皆様にも最後までお楽しみいただけました

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ということで無事、上田地域の発酵食の魅力を思う存分楽しんでいただけるツアーとなりました

改めて、今回ご参加いただいた皆様や、
しなの鉄道株式会社様、業務受託者　株式会社のらのらふぁーむ様、
年末のお忙しい時期にお力添えをいただいた酒類製造場の皆様、
「お互いがんばろう！」「真心込めて準備します！」とお声がけをくださった発酵食の生産者様・事業者様、
「私も参加します！」「備品準備します！」「今回は行けないけど、必ず埋め合わせします・・・！」とご協力くださった食材活用分科会の皆様、
そして、地域に種をまき、いつでも前向きに、ゼロから企画を創る楽しさを教えてくれた全ての商工観光課の同僚たちに、心から感謝します！

誰の力が欠けても走らせることが出来なかった今回のトレインだったなぁ・・・としみじみと感じつつ、
私たちの想いが今回の参加者様にうまく伝わって、上田地域のファンがますます増えると嬉しいなと思っています

さて、今年も残すところあとわずかですが、
来年からはいよいよ、長野県を舞台とした大型観光キャンペーン、「（プレ）デスティネーションキャンペーン」が始まります
上田地域のアツいメンバーたちはこんな感じで、オール上田で皆様をお迎えする準備を、着々と進めていますよ
気になった方は、ぜひ足を運んでくださいね
２０２６年が皆様にとって、素敵な１年になりますように