じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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2025セイジ・オザワ松本フェスティバルスクリーンコンサートが上田文化会館で開催されました《上田市誕生20周年記念・上田市文化センター開館40周年記念》

「サイトウキネン」と、つい言ってしまう上田地域振興局農地整備課 みーです。こんにちは。
今は、「セイジ・オザワ松本フェスティバル」ですね。

この度、「セイジ・オザワ」のスクリーンコンサートが上田文化会館で開催されました。

 

チケットを入手したので、私の友人の中で最も音楽に造詣の深い五作さんをお誘いし、出かけました。
私にとっては、10年以上も前の「サイトウキネン」以来です。

演奏される曲は、「ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調 作品47」
お恥ずかしながら、そういわれても…とつぶやいたところ、隣に座った五作さんが優しく「聞けば知ってる曲です、絶対」と教えてくれました。
(確かに知ってました。第3楽章 ラルゴ、第4楽章 アレグロ・ノン・トロッポが有名ですね。)

大人が多かったですが、小学生くらいのお子さんも結構いらっしゃっていました。
セイジ・オザワのコンサートの素晴らしいことのひとつに、「子どものための音楽会」があります。
県内の小学6年生を招待してくださる教育プログラムです。
本物のオーケストラが王道の音楽を奏でてくださる演奏会。
うちの子どもたちも参加させていただきました。(大人とするとうらやましい…。)

当時、この「子どものための音楽会」に参加できた〈元子どもたち〉が、私の周りにはたくさんいます。

そのひとりのコメントです。「長野県に住んでいるからこそのこんな贅沢な教育プログラムがあるんだなと。
あの頃はこんなに贅沢なことだと思っていなかったので、大人になって素敵な機会だったなと改めて感じますね。」

席がどんどん埋まり、いよいよ始まります。

上田市の土屋陽一市長のご挨拶の中に、「文化芸術はおひとりおひとりの、心も身体も元気にする」との言葉がありました。
本当にそうだと思います。
音楽は、元気なときはますます元気にしてくれ、ちょっと落ち込んでいるときは心の支えになってくれます。
時は秋。芸術の秋、音楽の秋、食欲の秋、・・・このよき季節を堪能しましょう。

さて、スクリーンコンサートは、上田市誕生20周年上田市文化センター開館40周年を記念したものとお聞きしました。

現上田市は、平成18年3月6日に、旧上田市、旧丸子町、旧真田町、旧武石村の1市2町1村が合併し発足しました。あれから間もなく20年。
今や4つの市町村が合併したことなどすっかり忘れているくらい、一体となった上田市です。

上田文化センターは、中央公民館と上田文化会館が併設されており、地元の市民がいろんなことで使わせていただく施設です。
同僚には、「『上田市少年少女合唱団』や『上田市グローリア合唱団』のコンサートに通った」とか、「『上田自由塾』の健康吹き矢教室に通ったわ」とか、「中学や高校の吹奏楽部の練習で何度も通った~」という人がたくさんいました。
客席500、楽屋も充実という本格的ホールは、長年愛されてきました。
これからも、市民の身近にあるホールであり続けてくれると思います。

スクリーンコンサートは、カメラが演奏者を次々に大きく映してくれ、演奏の様子がよくわかりました。ホント、素晴らしい!
私は、オーケストラに限らず、子どもの吹奏楽団(部・班)で、同じ楽器なのにそれぞれが違うパートを演奏している姿を見るたび、「ひとりひとり責任が重いなあ。すごいなあ。」って思うのです。感動ポイントです。

今回の演奏では、ソロパートがたくさんありましたが、小鳥のような美しいさえずりのフルートをカールおじさんのようなおひげのアダム・ウォーカーさんが演奏していて、目が釘付けでした。すっかりファンになりました。素敵です。

スクリーンコンサートの様子を画像等で紹介することができず残念ですが、代わりに「セイジ・オザワ松本フェスティバル」の来年のお知らせをいたします。

『来年2026年のセイジ・オザワ 松本フェスティバルは、8月16日から9月8日まで開催予定です。
OMF首席客演指揮者の沖澤のどかとサイトウ・キネン・オーケストラが、20世紀音楽の金字塔として知られるオリヴィエ・メシアンの「トゥランガリーラ交響曲」を取り上げ、フェスティバルの歴史に新たな1ページを刻みます。本作は1949年、レナード・バーンスタイン指揮 ボストン交響楽団によって世界初演され、日本では1962年に小澤征爾指揮 NHK交響楽団によって初演されました。さらに、1967年に小澤征爾がトロント交響楽団を指揮して残した録音は、その歴史的名盤として知られています。
大編成のオーケストラにピアノ独奏とオンド・マルトノ(電子楽器)が加わる全10楽章の壮大なスケールを誇る本作を、人気と実力を兼ね備えたピアニスト 務川慧悟、20カ国で350回以上の演奏歴を誇り、本フェスティバルには1993年、2012年《火刑台上のジャンヌ・ダルク》に続いて3度目の出演となるオンド・マルトノ奏者 原田節を迎えてお届けします。
このほかにも、オーケストラ コンサートやふれあいコンサート、「子どものためのオペラ」「子どものための音楽会」、室内楽勉強会など、多彩なプログラムを予定しています。公演日時やプログラムの詳細は後日発表いたしますので、どうぞご期待ください。』
「セイジ・オザワ松本フェスティバル」HPり)

期待しちゃいます!!!五作さん、スケジュール調整しましょう。

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