じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

山口大根(3) おいしく食べました

農政課のパタリロ・マミネール3世Jrです。

これまで山口大根の栽培について、2回にわたって紹介しました(種まき 収穫)。

 今回は、料理について紹介します。
山口大根は、いわゆる「辛味大根」の一つです。基本辛いです。でも甘みも感じられます。やさしい辛さと言ったらいいんでしょうか。
古くからそばの薬味や漬物で食べられてきたそうです。

まずご紹介するのは「天ぷら」です。大根を拍子切りにして、3~4本をかき揚げのようにして揚げます。醤油や塩をつけなくても味があります。辛さはなくなり、甘みがあります。

 次は、「おしぼりそば」です。大根をおろして、絞り汁をそばつゆにしてそばを食べます。辛いので、味噌を汁に溶かして食べた方がいいかもしれません。味が柔らかくなります。もちろんうどんでもいいです。醤油とだしで作る一般的なそばつゆよりそばの味はよくわかるような気がします。

古くから食べられてきたように、そばの薬味に使うのもとてもいいです。そばつゆにおろし大根とねぎを入れ、そばを長さの3分の一からせいぜい半分までつゆにつけていただきます。よくわさびが薬味で付いてきますが、大根おろしの方がそばの味を消さないと思います。私は、そば屋さんに行ってわさびが出てきたら、そば湯を飲むときに入れます。

また、なめこなどきのこにおろしを混ぜ、醤油でいただくのもいいですね。日本酒がすすみそう(写真のなめこは、青木村産の原木なめこです)。

11月10日と11日に上田城跡で「Chef‘s Marche(シェフ ズ マルシェ)」というイベントが開催され、その中で、3つの店のシェフに山口大根を使った料理を作ってもらいました。そのとき、レシピもいただきました。「洋風漬物」、「イタリアン風ワイン煮」、「中華風ピリ辛煮込み」です。

また、長野大学では、「みんなでつくる地大根レシピ」というパンフレットを作っています。4年前に地大根の料理コンテストをやってそのときの料理をレシピにしたものです。18種類の料理が載っています。コンテスト1位は「おからと山口大根のケーキ」、2位は「山口大根のステーキ」。ほかに、チャーシュー丼や餃子、ピザなどがあります。いろいろ工夫できるもんですねえ。

ほかにお勧めなのは、切り干し大根にして、おやきでいただくものですね。また、たくあん漬けにするのもいいです。いずれも写真はありませんが、是非試してください。

※お知らせ
〇 山口大根は、次のところで売っています。
1 山口大根の会(会長:福澤恵) 上田市上田1136-1 電話0268-22-9219
2 農産物直売所「マルシェ国分」 上田市国分80 電話0268-27-5580
3 直販センター「うえだ食彩館ゆとりの里」 上田市住吉380-24 電話0268-26-1050

〇 「Chef‘s Marche」で提供された料理のレシピのお問い合わせは、地方事務所農政課にどうぞ。
住所:上田市材木町1-2-6
電話:0268-25-7126

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