2012.09.06 [ 農業農村支援センター ]
山口大根を作ります(1) 種をまきました
農政課のパタリロ・マミネール3世Jrです。
今年の4月に「山口大根のおやき」というブログを投稿しました。山口大根は、上田市の山口地域で4百年前から栽培されていた大根ですが、一時まったく作られず、まさに「絶滅寸前」だったのが、地域の人や学生さんたちの努力で復活し、平成19年には県の「信州の伝統野菜」に認定されるまでになりました。この大根は、辛味大根の部類だと思いますが、甘みもあり、私にはそばやうどんの薬味として今や欠かせないものになっています。なお、写真の山口大根は、今はまだ本物の大根が取れていない時期なので、前のブログでご紹介した「おやき」のパンフレット(前のブログに写真があります)の写真を使わせていただきました。
この山口大根の種が上田合同庁舎の売店で売られていたので、自分で大根を栽培することとしました。なお、種まきから収穫までやるのは、果樹・野菜栽培担当の家人です。
種は、米粒よりだいぶ小さく、ゴマくらいの感じでしょうか。色は、茶色から白っぽいの、黒っぽいのといろいろです。
耕した土に7~8cmほどの直径で浅い穴を作り、そこに種を3粒離して置きます。
これに土をかぶせてその上にわらを敷きます。あとは芽が出てくるのを待ちます。1週間か10日くらいで出てくれればいいなあ。
種の袋には、「播種期9月上旬・収穫11月上旬から中旬、畦幅60韓0cm、株間12~15cm、やせ地を好むので肥料は少なめにする」などの表示がありました。
11月には、そばの薬味や切干にしておやきにするなど今から楽しみです。
ところで、種を播く前に畑を見たら、なにやら小動物の足跡が!! きつねかたぬきか、写真だけでは専門家もよくわからないようですが、我が家では、今年たぬきにとうもろこしをたべられましたし、近所できつねを見ましたので、種を食べられることはないでしょうが、せっかく播いた畑を運動場代わりにしないでほしい。
大根が成長してきたらまたご報告します。
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