2020.11.26 [ 職員のみつけた情報コーナー ]
上田市丸子文化会館のピアノの話 ~ベーゼンドルファー モデル290インペリアル~
みなさん、こんにちは。
上田合同庁舎のちゃぴです。
本日は、上田市丸子文化会館(セレスホール)の大ホールに設置されているピアノ、ベーゼンドルファー モデル290 インペリアルのお話しをさせていただきます。
こちらの文化会館の人気企画の一つに「セレス・ピアノリレーコンサート」という企画があります。
平成5年から続いているこの企画も今年は、コロナウイルスの感染拡大防止の観点から中止となりました。残念ですね。
どんなものかといいますと、「大ホールに置かれたベーゼンドルファー(メーカー名)のピアノをピアノ愛好者で弾きましょう!それもかわいい「ぬいぐるみ」を手渡し、リレーして次から次へとピアノの上へ置いてからピアノを弾きましょう」という企画です。「子供から大人まで多くの方、希望者へ素敵な高級ピアノを開放しますよ!さあ、弾いてください」というものです。
1年に1回毎年開催されていて、昨年で第27回。
聞くところによりますと、最近は人気すぎて、申し込み当日には、参加希望者が列をなして、申し込みを待っているようなのです。そして申し込み受付開始後、すぐに定員に達してしまうとか
ピアノの先生などが、ご自分の生徒さんを出場させようと(その意図には観客の前でピアノを弾く度胸をつけさせようとか、親御さんも見に来れるので、発表会的な要素を含んでの申し込みになるとか…と聞いております。)大人気で、朝早くから受付開始を待っているようなのですね。すごいですね。
昨年までの参加費は、一人500円。500円で最高級のピアノが弾ける貴重な機会なのです。(お金の話をすると少し下世話ですが)
そして、参加した方には、記念品のプレゼントもあります。
参加記念品として、参加した部(昨年は2日にわたって7部に分けて開催されました)の出演者での記念写真とコンサートでの自分の演奏をCDにして、それをプレゼントしていただけます。写真とCDは後日郵送されます。その他、スタッフの方が終始とても丁寧に対応してくださるということも人気の秘密と聞いております。
記念品のCDについては、自分の演奏のCDなど、ピアニストでなければ欲しくてもないですよね。でもこのコンサート参加者にはプレゼントされます。記念になると同時に、後で客観的に自分の演奏を聴くことができるので、貴重なそして魅力的な記念品になっているのだと思います。→それが、このコンサートの人気にもつながっているのでしょう。
さて、大ホール設置のベーゼンドルファー社(オーストリアのピアノメーカー)のベーゼンドルファー モデル290 インペリアルというピアノの話にもどります。
皆さんは、ピアノの鍵盤っていくつあるかご存知ですか?そう、88鍵ですね。
現在、世の中のホールにあるピアノのほとんどが88鍵です。ところが、このベーゼンドルファー モデル290 は鍵盤は97鍵あるんですね。一言で言うととても大きいピアノなのです。
ピアノ初心者の子供さんなどは、いつも練習しているピアノと違い、このピアノが大きいのでリレーコンサート本番で鍵盤を前にすると「いつもより大きい!何か違う!」と真ん中のドの音がどこか迷ってしまう子もいる…とかとも聞いています。
とても高級なピアノで、ベーゼンドルファー社の旗艦(最高級)ピアノと言われています。音色もひときわ、美しいそうです。
それを一般に開放してくださる「セレス・ピアノ・リレーコンサート」、大人気なのも、うなづけます。
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