じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

しなの鉄道の魅力2 さよなら169系

上小地方事務所のF森です。

しなの鉄道の魅力を紹介するシリーズ。第2回は、12月22日に行われたイベントの様子を紹介します。

 この日は、来年4月で引退する169系と呼ばれる電車の引退記念イベントが行われました。
169系は、昭和43年(1968年)に登場した電車で、当時はまだ当然国鉄時代。1両に前後2ヶ所のドアがある急行型のタイプ。国鉄からJRに経営形態が変わり、その後新幹線の開業に伴い並行在来線がJRから切り離されることとなり、それを引き継いだ「しなの鉄道」にそのまま譲渡されました。
東京まで走っていた時と異なり、中距離で、通勤通学のお客さんが多いと思われる路線で、乗り降りに時間がかかる2ドアは大丈夫かなあと思いましたが、朝夕の快速列車に使われ、1席ごとのリクライニングの座席も快適で、小諸や上田から長野方面へのお客さんにはとても良かったのではないかと思います。
老朽化によって1年前にはJRの区間(長野-篠ノ井間)で走れなくなり、しなの鉄道でもいよいよ引退することになりました。

この日は朝から雨模様。にもかかわらず、本社前の会場に着いて見るといくつもの長蛇の列。オークションや軽井沢までの特別列車の乗車など、催し物の受付にたくさんの人が並んでいます。また、2種類のデザインの車両の撮影会も、人垣の後ろからしか電車の写真が撮れない状態。鉄道ファンの熱心さには頭が下がります。

オークションでは、座席や運転台のセット、車両の銘板などが展示され、ほしい人が入札しています。テントでは記念のグッズの販売も行われています。「運転士携行時刻表」なんていうのも売っていて、すぐに売れていきます。こちらも人だかりがすごい。なんとか人をかきわけて写真だけは撮りました。
県内の他の私鉄(上田電鉄、長野電鉄、アルピコ交通)のグッズも売られていて、別所線のところでは、北条まどかさん(こちらのブログをどうぞ)が描かれたグッズが目に付きます。

ファンクラブの会員ということで、記念品をいただきました。ありがとうございます。
特製弁当の販売や豚汁のふるまいもありまして、「お昼に弁当を」とも思いましたが、限定100個。並んだ人の多さにめげて断念。断念の多い日。

4月の引退まで、しなの鉄道では、いろいろなイベントを企画しています。日本ではここでしか走っていない電車。貴重なイベントに参加するのももうあと4ヶ月です。

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

上田地域振興局 総務管理課総務係
TEL:0268-25-7111
FAX:0268-25-7115