2019.07.09 [ 職員のみつけた情報コーナー ]
パラスポーツ「ボッチャ」を知っていますか?
上の写真の場合、一番近いのが赤ボールなので、赤に1点が入ります。もし次に近い球が赤の場合、さらに2点、3点と加算されていきます。写真では、次に近いのは青ボールなので、このゲームは1-0で赤チームの勝利となります。公式試合では6ゲーム行い、合計得点で競います。
今回は4ゲーム行い、その合計得点で争いました。
チームごとに話し合いながら、ゲームを進めていきます。力はほとんど必要ありませんが、とても頭を使うスポーツです。
ここで、写真中央付近にいる車いすの方を紹介させてください。
この方のお名前は馬島誠(まじままこと)さんと言います。
長野県出身のパラスポーツ選手で2010年バンクーバーパラリンピックのアイススレッジホッケーで銀メダルを獲得されたすごい選手です。
現在は、パワーリフティングという競技の選手に転向し、2020年の東京パラリンピック出場を目指し、日々トレーニングに勤しんでいます。今回のボッチャ体験に先駆けて馬島さんの講演会があったので、講演会の後、一緒にゲームに参加していただきました。
さて、ゲームの話に戻ります。最初に、ジャックボールは好きなところに投げておくことができるといいました。実際にやってみると、これが結構重要で、きわどいところを狙って置くとこんなことになります。
緑の線がコートの端になるので2個の赤ボールは無効になってしまいます。ジャックボールが他のボールに当たってコート外に出た場合は、コートの中央に戻るので、それを狙ってもいいのですが、当てるのが意外と難しい!!
ゲームは接戦となり、私WOTAが投げた最後の一投が奇跡的に味方ボールに当たり写真のような状態に!
さあ、赤チームの2点は確実ですが、手前の青ボールか2個の青ボールに挟まれた赤ボールのどちらがジャックボールに近いかで命運が分かれる状況。
(ちなみに私WOTAは赤チーム、もし赤ボールが近ければ同点となりサドンデスとなります。)
厳正な測定が行われます。
両チームの選手が見守る中、果たして結果は・・・
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青ボールがほんの数センチ近かった!!
残念ながら負けてしまいましたが、とても楽しいスポーツでした。
パラスポーツと聞くと「障がい者が行うスポーツ」という印象が強いと思います。私もそんな印象を持っていました。しかし、実際にやってみるとそんなことは関係なくて、「勝ちたい」とか「楽しい」という思いは誰もが抱くものであることを知りました。
「とにかくまずはやってみる!」
先ほど紹介した「パラウェーブNAGANOプロジェクト」の一環で、「信州パラスポキャラバン」というものがあります。今後、県内の市町村でパラスポーツ体験会を開催する予定ですので、興味のある方は是非参加してみてください。
今回は、とても長くなってしまいました、すいません・・・。
次はどんな内容のブログになるのか、お楽しみに!!
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