2013.04.18 [ 職員のみつけた情報コーナー自然・花便り ]
断崖の観音堂に桜を見に行ってきました
商工観光課のF1号です。
前にブログで紹介した「岩谷堂」。正式には、「龍洞山宝蔵寺」という観音堂です。場所は、上田市の丸子を流れる依田川から100mくらいも登った山の断崖。平安時代の初期、比叡山第三代座主の円仁によって開かれたのだそうです。聖観世音菩薩がご本尊です(こちらのブログをどうぞ)。
ここは、桜の名所です。
朱塗りのお堂の上にある展望台から下を見ると、お堂の右手、依田川に向かう坂一面に桜が咲いています。
ここは、依田川の横を通る道から、エッチラオッチラ坂を登ってくるのですが、登り口のところから参道の両側に桜がいっぱい。
「義仲の桜」というのがあります。巨木です。平氏の大軍を破って一時は「朝日将軍」とも呼ばれた源義仲が、戦勝祈願でここを訪れたことから名づけられた桜です。観音堂の横、木の上の方から見たのが3枚目の写真。
木の下の階段から見た写真が最後のもの。枝を大きく広げています。志半ばで源頼朝に敗れてしまった義仲の思いは、今も木に受け継がれているんでしょうか。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
上田地域振興局 総務管理課総務係
TEL:0268-25-7111
FAX:0268-25-7115