じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

常田で発見、どうぶつ公園

当然他の場所で作った彫刻をここに持ち込んだものだと思っていましたが、彫刻の土台をよく見ると、地面から生えているようにも見えます。しかし、ここまで育った木をわざわざ切って、彫刻にしたりするでしょうか。

帰ってから市の公園管理事務所に電話してみました。

「常田公園の彫刻は、公園に生えていた木を切り倒し、その切り株を彫ってできたものです」

ああやっぱり、と思えるあたり、私もだいぶ上田のメンタリティに染まってきたようです。

「公園のヒマラヤ杉が大きくなりすぎて、風が強いときは危ないという声があって切ったのですが、せっかくなので彫刻として残すことにしました」

ここでせっかくなのでと思うところが上田の上田たる所以でしょうか。
チェンソーアートの中でも、このような彫刻のことをスタンプカービングと言うそうです。スタンプは切り株、カービングは彫刻のことで、「切り株彫刻」、そのまんまですね。

役割を終えた樹木が伐採された後でも、彫刻という形でその場所に残り、人の記憶にも残り続ける。
奇跡の一本松とか、神社のご神木の枯死とか、木にまつわるニュースを最近耳にしていたので、こんなやり方もあるんだと考えさせられました。
まあ木の種類による彫り易さとか、耐久性とか、いろいろな問題はあるのでしょうが。

そういえばこの常田公園、どうぶつ通り、それから健康プラザは下の地図のように連なるように位置していて、その距離はほぼ1キロメートル。


大きな地図で見る

A常田公園~Bどうぶつ通り~C健康プラザうえだ
(白い丸は動物の像や看板があるポイント)

これって「動物を巡るウォーキングコース」とかって、名所になったりしないですかね? 今度こそテレビの取材が入りますか? はっ、もしかしたらこれが噂に聞いたコラボって奴ですか?

さすが課長、ここまで計算して私に常田公園のネタを振ってくれたんですね。
しかし、これで私の印象が「ブログで動物の事を書く人」から「いつも動物の事しか考えていない人」になってしまいそうで、ちょっと心配です。

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