じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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上小地域のワイン 地域のワインが勢ぞろい その1

 上小地方事務所のY夫です。

 上小地域のワインを紹介するシリーズ。この地域にあるワイナリーのワインと、醸造は別の地域だけどブドウはこの地域で採れたというワインを2回に分けてまとめてご紹介します。

 それぞれのワイナリー、もちろん銘柄はいろいろありますが、代表的なもの(というか自分で買ったものですが)をひとつずつご覧いただきます。
 最初の写真、7本あります。右から、「ヴィラデストワイナリー」「リュードヴァン」「はすみふぁーむ&ワイナリー」「ファンキー・シャトー」の各ワイナリーのワイン、次に「ながわ・わいん」「ヴィランジュ・ドゥ・ベッショ」「椀子ヴィンヤード」。「ながわ・わいん」は全部売り切れで手に入らなかったので、前買ったやつの空瓶ですみません。




 初回は、上小地域にあるワイナリーとそのワインです。

 ヴィラデストワイナリーは、この地域で一番最初にできたワイナリー。東御市にあります。オーナーは、エッセイスト、画家など多彩な顔をお持ちで、県の原産地呼称管理委員会会長でもある玉村豊男氏です。長野県産のワインを振興しようという「信州ワインバレー構想推進協議会」の会長も務めていただいています。10年前、平成15年からワインの醸造を始めていて、ワインコンクールで何度も入賞するなど、ワイナリーとしてとても高い評価。写真のワインはメルロー2011

 リュードヴァンは、東御市で、「ヴィラデスト」の次にできたワイナリー。フランス語で「ワイン通り」という意味があるそうです。ここのオーナーは、山梨や安曇野のワイナリーに勤めたあとここに移住。ワイン造りにたいへんな情熱を持っておられる方です。東御市特産の巨峰で造ったスパークリングワインといった新たなワインも今年出してくれました。写真のワインはピノ・ノワール2011・2012

 はすみふぁーむ&ワイナリーも東御市のワイナリー。「リュードヴァン」の隣にあります。ワイナリーのオープンは平成22年。オーナーの蓮見喜昭さんは、米国の高校、大学を出た後、世界中を放浪し、その後国内のワイナリーに就職。自分の思いどおりのワインを造りたいと移住したということだそうです。上田市の旧宿場町「柳町」に直営のワインショップもあります。写真のワインは、2012シャルドネ

 ファンキー・シャトーは、青木村にあるワイナリー。オーナーは、ワイン造りとは全く異なるお仕事をされている金橋さんご夫婦ですが、ワイン好きが高じて自分でワイナリーを作ってしまったとのこと。オープンは平成23年と、まだ2年ほどしかたっていませんが、上田市の東塩田など他の地域で採れたブドウを使ったりして、おいしいワインをもう出してくれています。写真のワインは、グリ グリ2012。青木村の自社の畑で採れた「ピノ・グリ」というブドウと、巨峰や長野パープルなどのブドウからできたワインです。
 このほか、東塩田の畑のブドウを使って、ブランやメルローなども少量ながら出しています。まだほとんど手に入りませんが。これからどんどん増えていくことを期待します。

 次回は、上小地域で採れたブドウを使って造られたワインの紹介です。

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