林務課のM隊長です。
待望の北陸新幹線(長野経由)飯山駅が3月14日開業いたしました。
開業イベントは大変な盛況だったようですが、そのあたりは別の方のブログにお任せするとして、今日は飯山駅の内装やテーブルなどについてご紹介したいと思います。
まず正面から入って2階へ上がる階段の手すりやエスカレーター周辺の壁面が木質化されています。これは長野県森林づくり県民税を活用した「信州の木活用モデル地域支援事業」として施工されました。
事業の実施主体は長野県木材壮青年団体連合会と北信木青連。北信州産のスギが暖かみのある雰囲気を演出しており、地域の皆さんや観光客に木材の利用促進を広くPRしています。
実はこの壁板にはある秘密が隠されています。それは昨年11月8日の「ありがとう飯山駅」イベントでのこと。市民の皆さんに板の裏面に新幹線に対する想いなどを書いていただいてから、壁面に設置されているのです。
ずらりと並べられた、設置する前の板です。
参加者が、それぞれ板の裏に新幹線への想いなどを書いていきます。
木青連の皆さんが壁板をはめこんでいきます。
こうして市民の皆さんの想いが詰まった木材が飯山市を訪れる観光客をお出迎えしていくことになりました。
さらに1階のスペースには、これも北信州産スギで作られた机やいす、パンフレット棚などが設置されています。これも森林税活用事業「森林づくり推進支援金」で設置されており、駅利用者の利便性向上と木材製品のPRに役立っています。
皆さんも飯山駅を訪れた際は、ぜひ暖かい木のぬくもりを感じていただきたいと思います。
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