2021.06.22 [ 北信農業農村支援センターからのお知らせアーカイブ ]
2021北信農業農村支援センターだより③「お米の収量向上を目指して~可変施肥田植え機~」
こんにちは!
北信農業農村支援センターのヨシです。
みなさんお米🍚食べてますか?
「米」という字は漢字の「八」「十」「八」の3文字からできており、収穫までに八十八もの多くの手間がかかると言われています。一粒も残さずに食べましょう(^◇^)🌾🌾
余談はさておき、北信農業農村支援センターでは、お米の収量UPを目指した取り組みとして、機械メーカーと連携して田んぼ内の地力差を考慮して、田植え時に肥料を自動で加減する「可変施肥田植え機」の効果を調査しています。
可変施肥田植え機
具体的には、昨年の7月に水稲の生育状況をドローンで測定(センシング)し、その結果から生育量を平準化するための施肥マップを作成し、そのマップを基に、可変施肥田植え機で肥料の量を調整しながら田植えをするという技術です。
センシングによる施肥マップ
赤が生育旺盛、青は生育が劣る場所。これを基に今年の施肥マップを作成しました。
この施肥マップに基づいて施肥量を調整するので、前年生育が劣った場所には多めに、生育旺盛だった場所は控えめに肥料を播くことになり、稲の生育を平準化することができます。
これにより全体の生育量を確保し、収量アップを目指します。(^^)/
施肥量の調整の様子(タッチパネルで基本の施肥量を調整します。)
今回は、県オリジナル品種「風さやか」でその効果を実証するため、田植え作業を行いました。
7月にはドローンによるセンシングを行い、効果の検証を行っていきます。
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