北信地域振興局林務課です。

長野県の狩猟解禁は11月15日からとなっており、毎年の解禁日には林務課・県の鳥獣保護管理員・中野警察署・飯山警察署が連携して、事故や違反が起こらないようパトロールを行っています。

この日の解禁時間は６時２５分なので、それまでにパトロールポイントに着くよう朝6時に出発です。

パトロールは各班に分かれ、北信管内全域を分担してパトロールします。

パトロールの内容は、

・狩猟に関する事故や違反がないか

・狩猟者へ安全狩猟や法令遵守の呼びかけ

・猟具の取扱いなどの指導

・狩猟制限区域での狩猟行為の確認

・ハンター以外の入山者への注意喚起

などで、湖・川・山沿いなど、ハンターの皆さんが立ち回りそうな場所を重点的にパトロールしました。

季節は初冬ですが、朝方の気温が11℃と例年にない暖かさもあり、パトロールではカモなどの水鳥の姿を見ることのない狩猟解禁日でした。

パトロール中、狩猟場所へ向かうハンターの皆さんと遭遇。

ハンターベストの着用や登録証の所持など、皆さんしっかりとルールを守っていることを確認しました。

本日のパトロールの結果、管内では合計69人のハンターの皆さんと遭遇し、事故や違反防止の呼びかけを行いました。

3月15日まで狩猟期間は続きますが、狩猟が安全に行われるよう、狩猟者の皆さんには引き続きルールを守って狩猟していただきたいと思います。

また、狩猟の事故を防ぐため、県民の皆さんが山や川に行かれる際は、明るく目立つ発色の服装で視認性を高めるなどのご協力をお願いします。

※通常の狩猟期間は2月15日までですが、ニホンジカ・イノシシのわなによる狩猟に限り、狩猟期間が３月15日まで延長されています。（２月16日～３月15日の間、わなにかかったニホンジカやイノシシを銃の狩猟者登録をしている人が仕留める「止めさし」をする場合に限り、銃器の使用を認めています。）