2020.07.15 [ アーカイブ ]
【#テイクアウト信州】~のうりん食堂(下高井農林高校:そば班)~
「新しい生活様式」の定着と経済活動の両立に向けてテイクアウトやデリバリーを活用し
支え合いから地域経済再生の輪を広げる展開をしている「テイクアウト信州キャンペーン」
今回紹介するのは、木島平村の「のうりん食堂」さんの「名水そば」
とは言っても実は、この「のうりん食堂」の運営・企画は高校生が行っているものです。
下高井農林高校の「そば班」が、地域活性化のため、お世話になった方々への感謝のため
生徒自らそばを打ち「道の駅FARMUS木島平」でテイクアウトでの販売を実施しました。
材料として使用するのは「木島平産そば粉」と「龍興寺の名水」 まさしく「地産地消」
麺類製造業の許可を持っている「農村交流館そば打ち道場」さんの場をお借りして用意。
今回は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、 時間指定のそば引換券を事前購入し
後日、道の駅にて「名水そば」を引き換えるという方法で提供されました。
受け取り当日の7月11日(土)は、特設フロアにて生徒によるそば打ちが実演披露。
(残念ながら諸般の事情により試食はありませんでした。)
職人さんの風格です。そば打ちの段位を取得している生徒の振る舞いは美しいです。
村を訪れた県外高校生との交流では、そば打ち体験の講師を行う活動もしています。
予定の100食は事前予約で既に完売済み。私は手に入れることができませんでしたが、
知り合いの事務長さんが受け取りに来たところに遭遇。写真を撮らせていただきました。
下高井農林高校のアグリサービス科やそば班に所属する生徒さんは、昨年11月にも
飯山市の空き店舗で自分たちが企画した「のうりん食堂」で、手打ちそばを提供しました。
のうりん高校だより令和元年11月号
(合同庁舎のホールでもその農林高校だよりを掲示しました(トップ記事です))
残念ながら毎年8月に行われていた、全国高校生そば打ち選手権大会に向けて、
上位を狙い練習していたのですが、諸般の事情により今年は中止になったと伺いました。
当日道の駅ではこれまでの活動と成果、今年の様子を収めた映像も流れていました。
真剣にそばを打つ生徒と見守る人々。新しい生活様式の中でも様々な工夫があります。
郷土の料理作りと技術の継承に頑張っている姿に感動です。
秋の「農林祭」や「のうりん食堂」では、営業ができますよう心から応援します。
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