2015.06.18 [ アーカイブ ]
大きく育ってね!ABMORI育苗プロジェクト
林務課のM隊長です。
6月14日(日)、山ノ内町の志賀高原で「ABMORI育苗プロジェクト」のイベントが開催され、お手伝いに行ってきました。
ABMORIとは「信州・志賀高原から始まる市川海老蔵「いのちを守る森」づくり」として昨年から始まった森林づくりへの取り組みです。
今年は6月27日に志賀高原のスキー場跡地への植樹イベントが行われますが、それに先駆けてABMORI実行委員会の主催で町内小学生による「育苗プロジェクト」が実施されました。
“育苗”とは聞きなれない言葉ですが、種から発芽した小さな苗木を山から掘り取り、きちんと管理した苗畑に移植して大切に育て、ある程度成長したところで地域の森林づくりのために植樹していくものです。
今回のプロジェクトには山ノ内町立東小学校の3~4年生と一般参加者、スタッフなど約110人が参加しました。
掘り取るのは「コメツガ」と「ダケカンバ」の幼苗です。(間違えてスギゴケを掘り取った子もいましたが…)根の周りを10cmくらい残してていねいに掘り取っていきます。他の植物の根が張っていてけっこう大変な作業です。
6本くらい掘り取ったら、パレットに入れて200mくらい離れた平地に作られた苗畑に運んでいきます。転ばないように気を付けて!
苗畑に丁寧に植えていきます。
児童は夢中になって作業に取り組み、2時間弱の作業で約600本の苗木が苗畑に植えられました。
しっかり水をあげて活着を促します。
これらの苗木は今後適切に管理していき、実行委員会では数年後の「ABMORI植樹イベント」で植えることができたらと考えています。
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