2018.10.25 [ アーカイブ ]
山地災害危険地区の点検を実施中!
林務課のジョジョです。
現在、管内の山地災害危険地区の点検を順次行っているので紹介します。
ちさんマン、まずは山地災害危険地区について説明してください。
「よしきた! 山地災害危険地区というのは、山腹崩壊・地すべり・崩壊土砂流出により災害が発生するおそれがある森林を対象として、その実態を把握し、災害の未然防止に資することを目的に設定される地区のことだよ。」
はい。北信地域振興局管内では、382地区の山地災害危険地区があります。
位置を知りたい方はこちらをご覧ください。(信州くらしのマップ)
「地図カテゴリ選択」→「防災」を選択→「山地災害危険地区」を選択
「ところで、何で点検を始めたんだ?」
今年は全国的に豪雨や地震などによる大きな災害が多発し、インフラ施設も大きな被害を受けたことを受け、閣僚会議により「重要インフラの緊急点検」を実施することが決定されました。そこで、治山関係としては、山地災害危険地区を対象に点検を行うことになりました。
具体的には、山地災害危険地区の中でも特に重要性の高い箇所を中心に、新たな崩壊・地すべりの発生の有無や、危険性の高い土砂・倒木の堆積の有無などを確認しています。また、既存の治山施設があれば、損傷などの異変がないかどうかを併せて点検しています。
急斜面だったり、藪で覆われているなどして、近づくことが困難な場合は、ドローンによる上空からの調査も併用しています。
「こうやって調査して、もしも異変や前兆現象が把握できれば、大きな災害に至る前に未然の対策に繋がって、被害を最小限に留めることが出来るかもしれないってことだね。」
そうですね。このような調査は、医療に例えるなら「人間ドック」みたいなものですね。自覚症状が無くても、定期的に調べてみる・・・。
ちさんマンも異常がないかどうか調べてあげますね・・・ゲゲッ!BMIが異常に高いですよ!
「肥満じゃないし! コンクリート製だから、頭だけで1,058kgあるんだよ!!」
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