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おやまちゃんの治山紀行 ~生コン工場編~

こんにちは!林務課の駆け出し治山ウーマン、おやまちゃんです。
今年度から治山関係の仕事をすることとなり、新しい発見だらけの日々を送っています。
今回はそんな私の業務内容をレポートとして発信させていただきたいと思います!

少し前になりますが、生コンクリートをつくる工場(以下、生コン工場)の品質管理監査に
立ち会いました。

そもそもコンクリートって何からできているの?ということで、少し調べてみました。
コンクリートは大きく分けて3つの材料からつくられます。

1 セメントと水  ・・・骨材である砂や砂利の隙間を埋め、くっつけるはたらきをするもの
2 骨材(こつざい)・・・粗骨材(砂利)と細骨材(砂)に分けられる、
             コンクリートの大部分を占めるもの
3 混和剤     ・・・コンクリートの品質や性能を高めるための薬液

これらの材料の種類や配分を変化させることで、水中で使用するもの・熱に強いもの・
寒さに強いもの等、様々な種類のコンクリートをつくることができます。

はて、では生コンクリートとは?ということで、調べたところ、
「固まる前のコンクリート」のことをいいます。
生チョコとか、生キャラメルみたいな感じですね。

昔は工事を行う現場でコンクリートを練ってつくるしかなかったのですが、
今は工場でJIS規格に基づき製造され、現場まで運搬されることにより、
確立された品質の生コンが安定供給できるようになりました。
今回の監査は、その品質管理がきちんとされているかを確認するというわけです。

では、実際に見た現場をご紹介していきましょう!

ここでは、大きさや採取場所別に分けられた砂利をストックしています。
この地下がベルトコンベアのようになっていて、
コンピュータ操作で砂利の分量を操作しながら運搬することができます。
驚いたことは、砂が山砂と川砂に分けられていたことです。
川砂は水持ちが悪いそうで、山砂と混ぜて使用したりするそうです。
見た目の色も少し違いますね。

種類別に分けた砂を入れた容器に同じ量の水を入れ、表面水率を測りました。

生コンクリートをつかった品質検査も実施しました。

ここで登場したミキサー車を見て、
「あのぐるぐる回る車は生コン車だったのか!」
と、また驚きでした。
生コンの性能を低下させないために回っていたのです。
ちなみに、工場で練り混ぜを開始してから90分以内に荷卸しが出来るようにしないと
いけないそうです。

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