2025.06.04 [ 林務課地域づくり・県民参加 ]
みどりの少年団がキノコの植菌作業を行いました🍄
北信地区みどりの少年団の6団が4月末から5月上旬にシイタケやナメコの植菌作業を行いました。
「みどりの少年団」とは、子供たちが森林や緑とふれあう様々な活動を通して、自然を愛し、緑を守り育てる心を養い、健康で心豊かな社会人を育てていくという目的で、設立された団体です。北信地区では、現在8団が設立されています。
北信地域では、きのこの栽培が重要な産業ですが、ナラなどの丸太から栽培されるキノコの植菌作業を子供たちに体験してもらい、キノコだけでなく、森林・林業といったものにも関心を持ってもらえたらと植菌作業のお手伝いをしました。
植菌作業は、まず始めに
丸太にドリルの穴を開ける場所にチョークで印をつけます。
木島平小学校 延徳小学校
次に、ドリルで穴を開けます。ドリルの作業は大人と一緒に行いました。
野沢温泉小学校 秋津小学校
ドリルで穴を開ける時は、丸太が動いてしまわないよう、反対側を押さえる人の役割も重要です。
始めはおそるおそる穴を開けていましたが、すぐに扱いに慣れて、どんどん穴を開けていました。
次に、コマ打ちです。木片にキノコの菌を植え付けた「種コマ」を穴を開けた丸太に木づちで打ち込みます。
日野小学校 栄小学校
みんなで協力して、スムーズにコマ打ちができました。
最後にコマ打ちをした丸太(ほだ木)を、ほだ場に運んで終了です。
野沢温泉小学校 木島平小学校ほだ場
ほだ場に行ってみたら、
野沢温泉小学校ほだ場
先輩達が、以前、植菌作業を行った丸太から、しいたけが出てきていて、みんなで観察しました。
日野小学校ほだ場
今年植菌したシイタケやナメコは、来年の秋くらいには収穫ができるでしょう。
たくさん出てくるといいですね。
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