今の生活をガラッと変えられるなら…
皆さんどんな場所で、どんな風に生活したいなぁと思いますか?
例えば、自分の好きな場所で、自然と共存しつつ、楽しみながら自分の暮らしやすい環境を模索する、そんな生活もすてきだなぁと思いませんか?!
どうも。環境課のこんぶです。ちーす。
今回は、去る令和7年5月21日に開催された「信州豊かな環境づくり県民会議」において、「自然環境に多大な影響を与えた個人」として表彰された、尾日向理沙さんについてご紹介いたします。
詳細はこちら https://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/happyou/20250514press.html

☆★右下段が尾日向理沙さんです!表彰おめでとうございます!★☆
尾日向さんは、スキーや雪山
がお好きで、スノースポーツの情報発信などをメインに、編集者さんとして活躍していらっしゃる方です。
そして、もっと雪や自然と共存する生活がしたい!と、2020年に大都会神奈川県から豊かな自然と豊かな豪雪の飯山市に移住してこられました。
(豊かな豪雪…)
現在は、飯山市のご自宅をハーフビルド方式(内装や材料など自分たちでできる部分をDIYで家を建てる方法)で建てられ、野菜作り、無農薬のお米作り、山菜採り、コンポストを設置して肥料を作りまた畑に活用する…など、まさに自然とともに生きる生活を実践されています。
そして、そんな雪国の暮らしや魅力などを随時発信されています。
今回、尾日向さんが受賞されたのは、そういった長野県の魅力発信とともに、豪雪地帯でも設置、発電できる太陽光発電の実現に大きく貢献されたことが理由の一つです。
この活動により、豪雪地帯での再生可能エネルギー利用の可能性が大きく広がりました!

☆★表彰状を受け取る尾日向さん。ぱちぱちぱちぱち(拍手)★☆
従来の屋根設置の太陽光発電では、雪の重みでパネルが割れる、雪が積もって冬期間は発電できない、パネルの上の雪下ろしが大変&危ない、などなど問題が多く、豪雪地帯では太陽光発電の設置は難しい、というのが常識となっていました…
太陽光発電は、再生可能エネルギーの中でも特に個人で取り入れやすいものだし、太陽さんは何もしなくても毎日東から登ってきて、強力な光
をバンバン出して勝手に去っていく、ありがたい存在なのに…!ううぅ…!雪め!豪雪め!
…と、世の中の常識ではなっていたところ(ほんとになっていたかは知りません。)
尾日向さんは、雪国だから無理…とあきらめるのではなく、各専門家や工務店、メーカーなどと協力して、豪雪地帯でも設置でき、発電できる独自の太陽光発電システムを実現されました!
現在もその効果を実証中です。
この豪雪地帯でも設置できる太陽光発電システムは、長野県の豪雪地域のみならず、日本全国、ひいては世界中の豪雪地帯に拡大できる可能性があり、環境への貢献度はとても大きいものだと思います。
その効果、地球規模!
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