こんにちは、総務管理課のMです。

1月24日に令和６年度長野県将来世代応援県民会議北信地域会議を開催しました。
この会議は、将来を担う子ども・若者が健やかに成長していくために、県民全体で将来世代を応援することを目的として平成29年に設置され、北信地域管内の子ども・若者に関する地域課題をテーマとし開催されています。

今年度のテーマは、「不登校児童生徒への支援と多様な学びの場づくり」とし、北信教育事務所　学校教育課の伊藤さんより、不登校児童生徒の現状や長野県や北信地域管内での支援の取組についてお話をいただき、県次世代サポート課次世代支援係の玉井さんより、信州型フリースクール認証制度についての説明がありました。
NPO法人ぱーむぼいす池田理事長からは、NPO法人ぱーむぼいすの自主事業の「日なた」についての報告があり、不登校の児童生徒が、学習や集団に繋がる準備の場の有効性について話がありました。

会議後半では、不登校支援や多様な学びの場についての意見交換を行い、広域的な取組の検討や段階に応じた多様な学びの場の必要性について意見がありました。

今回の会議を通し、不登校児童生徒や、教育現場、教育行政の現状を知り、子どもたちにとってどのような支援や場所が必要なのか考えるきっかけとなりました。
どうしても不登校となると学習面についての支援が先行して考えられてしまいがちですが、学習の前に、まずは、子どもたちの想い・願いに寄り添い、自ら何かに取り組もうとするエネルギーを充電する場が必要なのだと感じました。
不登校支援について、何が出来るのか正解は一つではありません。
不登校児童生徒の現状や子どもたちの思いについて理解をしていくことが、不登校児童生徒の支援に繋がっていくのではないかと思います。