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【地域おこし協力隊】「奇跡の集落」立役者に学ぶ!協力隊制度を上手く活用する方法とは

こんにちは。企画振興課のしなのすいーとです。

11月25日(木)飯山市文化交流館なちゅらにて「地域おこし協力隊 定着支援研修会」を開催しました。

地域おこし協力隊とは…地方公共団体で、都市部から地域協力活動を行う協力隊を受け入れ、定住・定着と地域の活性化を図る国の取組です。北信地域では現在計20名の協力隊が活躍しています。

研修会は、午前・午後の2部構成。(参加された皆さん、お疲れさまでした)午前の部は、協力隊OB・OGを交えた協力隊交流会。午後の部は、新潟県十日町市の特定非営利活動法人地域おこし 理事・事務局長の多田朋孔(ただ ともよし)様による講演会を行いました。

多田様は、地域おこし協力隊として新潟県十日町市にある、当時6世帯13名の限界集落だった池谷集落へ移住しました。住民を巻き込んだワークショップなど地域おこし活動に積極的に取り組み、その後、限界集落から脱却した池谷集落は「奇跡の集落」と呼ばれるようになったのです(詳しくは、著書「奇跡の集落~廃村寸前『限界集落』からの再生~」をご覧ください。多角的な視点で書かれていて、何度も「なるほど…」とつぶやきながら読みました

協力隊、行政、地域が連携しながら「地域おこし」をするためにはどうすればよいか、豊富な知識と経験をもとにお話いただきました。

協力隊と市町村・県担当者を交えたグループワークでは、「地域おこし協力隊制度を上手く活用するために必要なこと」を話し合いました。さまざまな意見が上がりましたが、共通して「コミュニケーションが大事」との答えが聞かれました。

 

参加した市町村担当者からは「協力隊の声が聞けてよかった」、協力隊からも「行政の方から普段話せない気持ちが聞けてよかった」との感想が寄せられました。

大切だと分かっているけれど、なかなか難しい「コミュニケーション」。参加したみなさんにとって、お互いの思いを共有できる貴重な機会となったようでした。

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