2016.08.25 [ 信越自然郷の観光 ]
唱歌「故郷」の原風景 ・・・ 高野辰之記念館、かの山、かの川、ふるさと橋
♪ 兎追いし かの山 小鮒釣りし かの川 ・・・
唱歌「故郷」(ふるさと)、「紅葉」「春の小川」「朧月夜」などを作詞した高野辰之の記念館が、生まれ故郷の長野県北部の永江村(現中野市)にあります。
天皇、皇后両陛下が、今年長野市で開催された第67回全国植樹祭式典前日の6月4日に、この高野辰之記念館をご訪問されたことで、関心を持たれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
そういえば、全国植樹祭のフィナーレは、植樹会場と式典会場が一緒になっての「故郷」の大合唱でした。
地域政策課Mもずっと気になっていた高野辰之記念館です。思い立って行ってきました。
正面入口には、高野辰之の銅像があり、銅像前の譜面台にあるボタンを押すと、高野辰之について音声で紹介がされます。
建物へ。二階からは「かの山」(大持山(だいもちやま)・熊坂山(くまさかやま)・大平山(おおひらやま))を望むことができ、一階奥に資料の展示室があります。
高野辰之が父に宛てた書簡や編纂に携わった「尋常小学読本」「尋常小学唱歌」等の資料展示のほか、ビデオが上映されており、高野辰之の生涯と国文学者として立派な功績を知ることができました。
同記念館は、かつて高野辰之が学び、教鞭(べん)を取った永江学校・永田尋常小学校の後身の永田小学校の跡地にあります。
「故郷」の歌碑のとなりには、木々に囲まれてブランコなどの遊具。
木陰のベンチでは愛犬をつれた方の姿がありがあり、ゆったりとした時間が流れていました。
庭は綺麗に手入れがされております。夏空の下、西洋あじさいが咲き、
「紅葉」の歌碑後ろには池、そしてもみじの木
秋にはにきっと美しい風景を見せてくれるのでしょう。
高野辰之記念館は、上信越自動車道 豊田飯山インターチェンジから車で5分ほど。同ICを利用されたり、ICすぐ近くの道の駅 ふるさと豊田 に行かれましたら、ちょっとだけ足を伸ばしてみてくださいね
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