2018.10.16 [ 北アルプス地域の自然・景観・名所 ]
大雨災害の被害はどれくらい・・・?登山道の調査を行いました
もう少し先に進みます。本格的な登山とまではいきませんが、これまでとは格段に道が険しくなってきました。
この登山道、歩き始めて間もなく硫黄の匂いを感じ始めていたのですが、ここまで来るとその匂いがいよいよ強くなってきました。上流では川から湯気が立ち昇っています。
近づいてみると・・・
湯の花です。川底の石にびっしり。イソギンチャクのようにゆらゆらと揺れていて、不思議な光景でした。
そして、至るところで温泉が湧いています。触ってみると、かなり熱い!80℃近い所もあるそうです。
そして対岸に巨大なタマネギのような物体が・・・これが立派な天然記念物「噴湯丘」。
温泉成分の結晶が長い年月を経てこのような形に成長したんですね。
帰りにふと見上げると燕岳の山頂を遠くに臨むことができました。
自然が振るった猛威の爪痕の確認が本来の目的でしたが、一方でやはり大自然が作り上げた芸術品に触れることも出来た調査でした。
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