白馬大雪渓の他にも雪渓はあります。

　私たちが歩いた時は、まだ山小屋がオープンする前の日だったため、雪渓にルートが確保されていませんでした。

　ただ、ピンクの紐が木に結びつけられていたので、それを頼りに進みました。

　山小屋のオープンに合わせて現時点では、雪渓にはピンクの紐が付いた棒が刺されて、ルートがしっかりと示されています。

 【湯煙の鑓温泉】

　やっとのことで、標高2100ｍにある鑓温泉にたどり着きました。

　鑓温泉に入浴したい方は、入浴料500円で入浴可能です。

　よしずが周りを囲っていますので、覗き見は出来ません。

 【露天風呂で満足】

　高低差があるので、無防備に谷側に向かって大事な所をオープンにしない限りは、登山者からも見られないようになっています。

　他のグループがいなかったので、ゆったりくつろぎました。

　「標高日本一の天然湧出量（毎分760㍑）」を誇るかけ流しの温泉は最高でした。

 【鑓温泉から猿倉荘への下り】

　入浴後の下り4時間は結構嫌になるほど歩きます。

　鑓温泉を宿泊しないで下る場合は、上級コースとなります。

　もう十分に山を歩いて来たと感じる頃に、猿倉荘に到着します。

　練乳入りのかき氷を食べて、冷たい水で喉を潤おして、無事に戻って来られたことに感謝して帰路に着きました。

　私たちは途中「倉下の湯」に立ち寄り、本日2度目の入浴で汗を流しました。

　露天風呂には何度入っても気持ちの良いものです。

　白馬村には日帰り入浴の出来る温泉が幾つもありますので、利用されると良いでしょう。

　では、皆様。良い夏休みをお過ごしください。