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『11月10日~16日はアルコール関連問題啓発週間』お酒は百薬の長?

大町保健福祉事務所 健康づくり支援課です。

11月10日~16日は「アルコール関連問題啓発週間」です。

アルコール関連問題」はアルコールによって引き起こされる様々な問題のことを言い、例えば、飲酒運転未成年の飲酒健康を害するような多量飲酒アルコール依存症などがあります。

かつて、少量の飲酒は体に良いと考えられ、「酒は百薬の長」と言われていました。しかし、2024年に厚生労働省が発表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、少量でも飲酒することで高血圧、食道がん・胃がん(男性)、脳卒中(女性)などのリスクとなると示されました。また、生活習慣病のリスクを高める飲酒量(純アルコール量)は男性40g以上/日、女性20g以上/日としています。

お酒は私たちの生活や文化に深く浸透していますが、そのリスクを知り、健康等に配慮した付き合い方をすることが大切です。

アルコール20g(1単位)とは…

ビール(5%):500㎖  日本酒:180㎖  ワイン:180㎖ チューハイ(7%):350㎖    ウイスキー(ダブル):60㎖

お酒との上手な付き合い方のポイント

①自分の飲酒状況を把握する。

☛まずは問題のある飲酒かテストしてみましょう。AUDIT: https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/screening/audit.html(久里浜医療センター)

②あらかじめ飲酒量を決めておく。

☛自分の飲酒量を決めておくことで、過度な飲酒を防ぐことができます。

③空腹での飲酒は避け、水や食事を摂りながらゆっくり飲む。

☛空腹や脱水状態で飲酒すると血液中のアルコール濃度が上がりやすく、体への影響が大きいため、食事を楽しみながらゆっくり飲みましょう。

休肝日(飲酒しない日)をつくる。

☛毎日飲酒することで、アルコール依存症の発症につながる可能性があります。

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自分で決めた飲酒量がいつも守れない、家族や周りの方の飲酒について心配している等の場合は、お気軽にご相談ください。

【問い合わせ先】大町保健福祉事務所 健康づくり支援課 直通:0261ー23ー6529

<参考> 厚生労働省:健康に配慮した飲酒に関するガイドラインについて https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38541.html

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