2025.11.27 [ 北アルプス地域の林業・広葉樹北アルプス地域の自然・景観・名所 ]
狩猟解禁日に狩猟安全パトロールを行いました
北アルプス地域振興局林務課です。
11月15日から翌年2月15日まで狩猟期間となります。(ただし、イノシシ・ニホンジカのわな猟に限り翌年3月15日まで)
狩猟期間中は、狩猟免許を取得した狩猟者が山林や河川敷などの場所で「鉄砲」や「わな」などの猟具を使って狩猟鳥獣の捕獲ができます。主にイノシシ、ニホンジカ、キツネ、タヌキ、カモ類、ヤマドリ、キジなどを捕獲します。また、ツキノワグマも狩猟獣なので、狩猟による捕獲ができます。
【参考】
鉄砲・・・散弾銃、ライフル銃、空気銃
わな・・・くくりわな、箱わな、囲いわな など
例年、狩猟が解禁される初日(11月15日)に、「狩猟者へのマナー等の指導」並びに「地域住民への狩猟解禁の周知」を図ることを目的に、北アルプス地域振興局林務課、大町警察署、大北地区猟友会、鳥獣保護監視員でパトロールを実施しています。今年も、日の出の狩猟開始時刻に合わせ、朝6時に集合して3班体制によりパトロールを行いました。

パトロールの途中、狩猟禁止区域(鳥獣保護区)の看板が外れていたので修理したり、狩猟者へ安全の注意喚起を行いました。

今年の狩猟解禁日は土曜日ということもあり、たくさんの狩猟者が出猟すると予想していましたが、パトロール中は15名程度しか出会いませんでした。
管内での狩猟期間中の事故・違反は、過去5年間発生していません。しかし、狩猟事故は殆どが狩猟者のちょっとした不注意や気の緩みが原因にあるとされ、僅かな不注意が大きな事故につながることから、引き続き、関係法令やマナーを遵守し、事故・違反防止に努める必要があります。
■狩猟による事故防止に地域の皆様もご協力をお願いします!
狩猟による事故防止については、狩猟者自身が細心の注意を払いますが、狩猟期間中に山林や河川敷等に立ち入る皆様におかれましても事故を未然に防止するため、以下の点に十分ご注意をお願いします。
- 山林や河川敷等へ入る際は、狩猟者から見つけやすい蛍光色や明るい色など、出来る限り目立つ服装の着用をお願いします。
- 狩猟で鉄砲が撃てる時間は「暦上の日の出(午前6時~7時頃)から日の入(午後4時半~6時頃)」となります。特に朝・夕方の視界が悪くなる時間帯は、十分注意してください。
- 「網」及び「わな」の猟具には、狩猟者の住所・氏名等を記載した「標識」が装着されています。標識を見かけた場合は危険ですので、近づかずに猟具に触れないようにしてください。
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