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田んぼに行かなくてもスマホで水管理ができる! 自動給水ゲートを松川村の水田に設置しました。

次に、水位・水温センサーを設置しますが、これもアンテナを立てて、金属の杭で固定すれば設置完了です。(2枚の水田に自動給水ゲートと水位・水温センサーを設置しました。)

水田の中の方(写っている人の左側)に設置されているのが、水位・水温センサーです。(小さくてすみません。)

こちらは、組み立て途中ですが、太陽光発電とバッテリーで動く、屋外用の通信機(基地局)です。

組み立て途中の通信機

farmoの製品は、通信機を経由してインターネットへ接続され、クラウドにデータを保存することで、いつでもスマートフォンやパソコンでゲートの操作や水位・水温のデータの閲覧が可能になっています。(夜間や外出中で、すぐに水田へ行けないときも、水位や水温を数値で確認できるようになっています。)

ちなみに、farmoの製品は、アプリ代・通信代は無料です。

また、立地条件にもよりますが、1台の通信機で約半径3キロメートルをカバーでき、そのエリア内であれば通信可能です。しかも、近くに通信機がなければ、farmoの製品を購入した場合に限り、無償で貸し出してくれます。(※注:製品利用者が農業従事者、農業生産法人等の場合〔2023年7月時点〕)

この日も、機器を設置した農家さんの敷地をお借りして、通信機を設置させていただきました。

設置完了後、すべての機器を起動して、スマートフォンにアプリをダウンロードすれば、スマートフォンによるゲートの開閉と、水位・水温のデータ閲覧ができるようになります。(この日、農家さんには、動作確認までしていただきました。)

日本の農村の原風景である水田。そこで行われている水稲の栽培にも、ICTが利用されているのは、時代の流れを感じさせます。

今日から収穫までの間、農家さんには試用していただき、その使い勝手について検証していく予定です。

これからも、農作業の効率化が、農家の方々の労働環境改善と収益性の向上につながり、かつ農村景観の保全につながるよう、支援に取り組んでいきたいと思います。

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