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”狩猟解禁‼”と”ベアウオーク”のご紹介♬

みなさんこんにちは!林務課林務係です‼

連日最低気温が0℃を下まわり、いよいよ冬本番🥶

長野県では『インフルエンザ警報』が発表されるほど流行しています💦外出後の手洗いやうがい、適切なマスクの着脱等、「かからない」、「うつさない」ため注意が必要ですね!

11月15日から狩猟期間が始まっています🐗
狩猟期間は11月15日から2月15日までで、イノシシとニホンジカのわな猟に限り3月15日まで延長されます🦌


(9月に行われた安全狩猟講習会の様子)

狩猟期間中は狩猟者が山林や河川敷などで「鉄砲」や「わな」などの猟具を使い狩猟鳥獣の捕獲を実施するため、事故防止のため以下の点に注意してください‼

  1. 山林や河川敷等へ入る際は、狩猟者から見つけやすい蛍光色や明るい色の目立つ服装の着用をお願いします。
  2. 「わな」等の猟具には、狩猟者の住所、氏名等を記載した「標識」が装着されていますので、標識を見かけた場合は近づかず、猟具に触れないでください。

 

さて、今年出没が多かったツキノワグマ🐻
そんなツキノワグマですが、わなを使用しての捕獲は禁止されているんです✖
クマは力が非常に強く、暴れた際にわなから解放され、見回りにきた従事者や通行人が被害にあうことが想定されるためです💦

しかし、くくり罠は目的以外の獣が誤って掛る「錯誤捕獲」の可能性があり、ツキノワグマも例外ではありません!そのため「錯誤捕獲」軽減するために様々な工夫を凝らした罠が開発されています✨

そのひとつ(一財)日本森林林業振興会が開発した『ベアウオーク』を紹介します🎵


(大町市内で行った『ベアウオーク』の設置研修)

(一財)日本森林林業振興会のHP⇒http://www.center-green.or.jp/nagano/info/index.html(実証試験動画もあるよ(^^♪)

特徴は、くくりワイヤーが樹脂製の上蓋の下にあり、踏抜かないと掛らない仕組みのため、平べったいクマの足が掛る確率が低いこと‼


(クマの足を踏み込ませないための6枚羽の上蓋を設置)

二層のパイプ式で踏抜かないと作動しないため、空はじき(※)や縁を踏んだ時におこるつま先だけでくくられることも減りそうですね♪

(※)くくり罠が作動したにも関わらず捕獲できないこと


(落葉等でカモフラージュした様子)

獣は足🐾が命!不安定な場所は足をつかないので、罠の前後に丸太等を置いて罠を設置した場所が安定していると思わせることがポイント!!

『くくり罠を使用した新しい捕獲方法 ~小林式誘引捕獲~』


(餌を使って誘い寄せる小林式誘引捕獲)

シカは餌を食べる際に口元の横に前足を置く習性があるため、くくり罠の周りにドーナツ状に餌をまき捕獲する手法☆彡
また、罠の周囲に石を隙間なく並べることで、空はじきを大幅に抑制できるそう‼

環境省と農林水産省では、生態系や農林水産業等に深刻な被害を及ぼしているシカ、イノシシに対し、生息頭数を10年後までに半減すること目指す「抜本的な鳥獣捕獲強化対策」を平成25年12月に策定。
平成26年度をピークにシカの生息頭数は減少に転じましたが、今年度の目標達成は困難な状況で、達成時期を令和10年度に延長されました。

長野県でも生息域と生息数は拡大・増加傾向にあり、重点捕獲区域を設定するなど捕獲のための取組みを強化しています。狩猟者の皆さんには、違反や事故のない安全狩猟と積極的な捕獲に期待したいですね♪

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