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長野県自然公園・御嶽山 復興につながる二ノ池まで歩く。 

皆さん、こんにちは!自然保護課ブログ担当のハヤマユです。

今回は、御岳県立公園の御嶽山を訪れたマサ☆カクテンさんからお寄せいただきましたのでご紹介します。

 

2014年、犠牲者58名、行方不明者5名という戦後最悪の火山災害となった御嶽山。

その後、法律に伴う立入りが禁止されてきましたが6月28日、岐阜県側につながる二ノ池まで一部ルートで入山規制が解除されましたので8日、黒沢口登山道から二ノ池を目指して歩きました。

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歩き始めておよそ1時間余、最初に現れた8合目の山小屋・女人堂。ここには犠牲になられた方々の慰霊のための献花台が設けられてあり私も持参した花を手向けました。

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休憩を終え歩き始めて9合目の石室山荘に到着、今来た登山道を振り返ると小雨模様にも関わらず中央アルプスや乗鞍岳、北アルプスの山塊がくっきりと見渡せ、疲れも忘れさせる大パノラマの景観に思わず感嘆の声をあげました。さすが山岳県の信州、全国屈指の眺望にしばし休憩。

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登る途中、ライチョウにも遭遇しました。随所に見られた御嶽山に多いオンタデの花が出迎えてくれました。オンタデのオンは御嶽山のオンという説もあるそうです。(諸説あり)

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ここまで来ると二ノ池はもうすぐ。火山灰に覆われた御嶽山の山頂を見ながら稜線を下り二ノ池に着くと噴火以前はきれいなエメラルドグリーンで水を湛えていた池がスカイブルーのような色に変化していました。

誰もいない二ノ池から見た山頂は未だ大量の火山灰に覆われ改めて自然の脅威を感じました。二ノ池の縁を歩くと火山灰が足に付着し、登山靴が少し白くなりました。新たな防災施設の整備のため麓から機材を運ぶヘリが5分間隔ほどでせわしく往復していました。

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二ノ池の下側には一面ハイマツの群生が広がりますが裸地で火山灰の中から高山植物が芽を出し花を咲かせていました。自然の力、生命のたくましさに立ち会った瞬間を見た思いで感動しました。この付近にはライチョウがたくさん生息していたそうですが小雨とヘリの音と風の影響なのかここではライチョウを見つけることはできませんでしたが山小屋関係者に聞いたところ、噴火後も複数のライチョウを見たと話していました。

このまま二ノ池の登山道を下ると三ノ池を通って岐阜県側に下りることができます。

黒沢口登山道を利用した場合、石室山荘から頂上までのルートと二ノ池から山頂に向かうルートは立入りが禁止されています。無断で立ち入った場合、法律に基づき処罰の対象になりますので注意が必要です。

帰りはそのまま来た登山道を折り返し無事、ロープウエイ乗り場に到着しました。

御嶽山は活火山です。噴火による噴石や火砕流のほか火山ガスの発生も予想されることをご理解下さい。詳しくは木曽町役場のHPを確認の上、安全な登山をお願いします。

以上、マサ☆カクテンさんからでした

 

御嶽山では、御嶽山噴火の降灰により、二ノ池からの飲用取水が出来なくなった支援のため、木曽町で採取されたミネラルウォーターを登山者に購入してもらい、任意で山小屋へ運んでもらう取組を開始しています。

ヘリコプター荷揚げに係る経費やエネルギーの節約につながるほか、キャンペーンの趣旨にも賛同し、購入費の一部は環境保全の取組にも充てられます。

◇1本150円(500ml)

◇御嶽ロープウェイ山麓駅、黒沢口6合目休憩所、JR木曽福島駅前の観光案内所で購入できます。

是非、皆さんも御協力をお願いいたします。

 

 

 

 

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